2020年01月30日

神社がわかる本10冊


今日のなぞなぞ
「神社を知るための10冊は?」

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神社あるある。

・鈴とお賽銭、どっちが先か迷う。
・絵馬にかいてある他人の願いごとが気になる。
・なにかかがいる気がして後ろをふりかえるが、ナニモイナイ……。


今日は最近読んだなかから「神社がわかる本10冊」を紹介していきます。

今年もいっぱい
本読もうよぉ〜☆(*´∇`*)ミ☆


このブログがあなたの読書のきっかけになれば嬉しいかぎりです。
本年もよろしくお願いいたしますv


ちなみに。↑鈴とお賽銭の順序はとくに決まりはないようです。
(共通の決まりごとはないけれど、個々の神社が参拝の仕方を定めているケースはあります)

ルールがあるようでないのが神道のセカイ。
初詣に行ったとき、「?」とちょっとでもひっかかりをおぼえたなら、あらためて学んでみるのも一興かも。


入門書からディープなものまで、
神社がわかる10冊をど〜ぞ〜♪



 通して読むのも◎


定義、歴史、祭神、祭祀、社格、信仰形態、参拝、境内、社殿……。
ひととおりの知識が網羅されていて、”神社入門はこの本から”という1冊。
こまかい目次がついていて、調べたいときにひける事典のような使い方ができます。
ちょい厚めの新書。通して読むのも全然アリです。
情報の密度がとても濃く、知らないことだらけだった私は付箋まみれにしてしまいました><
手もとに置いておくのにオススメですv

 お寺も


神社とお寺にまつわる基本を、写真とイラストがいっぱいの読みやすい編集で教えてくれる良書です。
1〜2時間で読めて、かなり詳しくなれるすごい本。

建築様式や聖職者のオシゴト。神話やブッダの教え。美術や歴史まで。
さくっと読めるムックでありながら、知りたいことがぎゅっと凝縮されていてオススメ。
行っておきたい神社とお寺を具体的に紹介する↓続編も♪


 祭りや有名な神社の由緒も


参拝の作法から境内をみるときの知識まで、入門とうたいながらも詳しく網羅。
写真はありませんが、イラストが豊富です。
伊勢神宮、出雲大社、日吉大社、日光東照宮……著名な神社の祭神・由緒・歴史も解説しています。各地の有名なお祭りも。
情報量が豊富な1冊です♪

神社の入門書は、それぞれの本で取り扱っている情報がかなり異なる。
良いのを選ぼうとせず、いろいろ読んでみるのがいいかも。

 御朱印


全国のお寺や神社の御朱印を”鑑賞”する。
写真をメインに、カルチャー雑誌のような文章で寺社のセカイを案内してくれます。
御朱印帳をいれるカバーやポーチ、バッグのつくりかたも掲載。
印や文字の意味、参拝マナー等の解説もありますが、知識をふかめるというよりは、御朱印という”アート”を楽しむ本です♪

 神社検定テキスト


神社本庁が監修する神社検定(https://www.jinjakentei.jp/)のテキストです。
教科書らしく横書きで、大事な単語は赤い文字で印刷されています。

これまで挙げた本でも解説されている基本知識のほか、各地によくある神社(八幡さん、お稲荷さん、天神さん、熊野神社……)についての詳しい説明があります。
公式テキストだけあって情報量が膨大。続編↓は10冊以上出版されています。

神社検定公式テキスト2『神話のおへそ』
神社検定公式テキスト3『神社のいろは 続(つづき)』 (神社検定公式テキスト 3)
神社検定公式テキスト4『遷(せん)宮(ぐう)のつぼ』 (神社検定公式テキスト 4)
神社検定公式テキスト5『神社のいろは要語集 宗教編』 (神社検定公式テキスト―1級用)
神社検定公式テキストE『日本の祭り』 (神社検定公式テキスト 6)
神社検定公式テキストF『神社のいろは要語集 祭祀編』
神社検定公式テキストG『万葉集と神様』
神社検定公式テキスト9『神話のおへそ『古語拾遺』編』
神社検定公式テキスト10『神話のおへそ『日本書紀』編』
神社検定公式テキスト11神社のいろは特別編『伊勢神宮と、遷宮の「かたち」』 (神社検定公式テキスト 11)


問題集↓も!



☆★☆



ここからはちょっとディープに、祖霊や氏神など”地域のちいさな神社”に関する本をとりあげていきます。
神宮・大社などおおきな神社もありがたいけれど、地元にひっそりとたたずむお社にもナニカガイル……。

 氏神と氏子

柳田国男全集〈14〉 (ちくま文庫)
柳田 国男
筑摩書房
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「神樹篇」「祭日考」「山宮考」「氏神と氏子」を収録した柳田国男全集です。

「神樹篇」は、神の宿る、あるいは天との懸け橋になるような樹木について。神木や柱など神籬(ひもろぎ)全般。
「祭日考」は、祭りについてです。各地のお祭りがどの季節のどの日に行なわれるかを徹底考察し、氏神信仰の移りかわりをみていきます。
「山宮考」は、神域。神をまつる場所についての論文です。
「氏神と氏子」は、氏神や神社の起源や変遷について。地域の神だけでなく、家や氏族がまつる神様にも目を配っています。

どれも”祖霊信仰”にふかく関わるお話です。
以前の記事(【記紀神話】日本の土着・民間信仰を知る本10冊(後編)【古神道】)で紹介した「古神道」にもつながるテーマ。

 氏神と鎮守


個別の神社の成り立ちや変遷をたんねんに見て、この国の神道をひもといていきます。
↑柳田国男もあつかっている祭りや、宮座など氏子の活動にまつわる研究などなど。
信仰の対象は、ローカルで素朴な自然への崇敬から、外来のものや武士たちが導入した”神々”へとうつり変わっていく。

「第四章 神と神社と民俗学と」では「柳田國男の氏神論」と「折口信夫の神道論」を概説。
民俗学の大家ふたりの研究が簡潔にまとまっていて、とても参考になります♪

 鎮守の森


以前の記事(じつは読書案内? 『神様』に出てくる民俗学の本と用語16コ)でも紹介した1冊です。
各地にぽっこりと林をかまえ、お社を胎内にいだく、鎮守の森。
本書は、文化と環境の両方の視点から鎮守の森を研究しています。

意味と意義。地域社会との関係。
植物の生態。地形のなかでどう”配置”されているか……まで。

滋賀県全域にわたるこまかい調査結果が収録されています。
概論もありますが、調査書の色あいが強いかな。鎮守の森をめぐる状況を詳しく知りたいひとにオススメです。

全国どこにでもあって、地域の産土神や氏神をまつることが多い神域。
森が社を守り、そして社も逆に森を守っている……という指摘にハッとしました。

 社叢学


こちらも鎮守の森関連。社叢、は寺社を囲うようにしげる森林のこと。
本書は、「社叢学会」という鎮守の森を学究的に調査研究する団体の出版物です。

歴史学、民俗学、植物学、文化人類学、都市計画学。

の5つの視点から鎮守の森をみた概論を収録しています。
↑で紹介した上田篤さんも、都市計画学の節と巻末の講演で登場しています。

社としてだけじゃなくて、森として。生態系の息づく場所としても意味がある。
参考文献が大量に掲載されています。”神と森”のテーマに興味がある方は芋づる式に、どうぞv

 ひとはなぜ神社にいくのか


ラストはちょっと毛色の異なる本を。
神社の神さまとご縁をふかめる方法を教えてくれます。
徳川家康や安倍晋三さんなど”天下を取った”人物がどこの神社に参拝したのか……など、ほかの本では見られない情報が多数。

でね。じつは本書はビジネス書の皮をかぶりながらも、内容はかなりスピリチュアルに寄っています。
マインドフルネス、ヒーリング、チャクラ、次元上昇、見えないネットワーク……。
以前の記事(非二元(ノンデュアリティ)の本は「読んでも読まなくてもかまわない」?)でお話しした「ノンデュアリティ」も出てきます。

著者は科学者で霊能者。
統計学も超能力も扱う、とてもユニークな神社本。面白いですv



ノーリスク・ハイリターンの投資は"読書"♪


あきか(@akika_a

(冒頭の写真はうちの愛犬、モモ・マオです)

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心の時代を生きるための本10冊
最近読んだ「幸せについて考える」本10冊〜三大幸福論を中心に〜

【関連リンク】

神社検定 - 神道文化検定 / 知ってますか?日本のこころ
https://www.jinjakentei.jp/






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