2019年03月30日

今月(2019年3月)もっとも売れた本は3ヶ月連続で『樹木希林のことば』


今日のなぞなぞ
「2019年3月の月間ベストセラーは?」



3月29日(2019年)、「今月日本でもっとも売れた本」が発表されました。
(日販調べの月間ベストセラー(総合・ビジネス・フィクション)を末尾の↓「付録」のコーナーにまとめます


去年(2018年)の年間ベストセラーは↓こちら。
(2018)今年の年間ベストセラー本20冊

先月(2019年2月)のランキングは↓こちら。
今月(2019年2月)もっとも売れた本はひき続き『樹木希林のことば』

最新のランキングは↓こちら。
カテゴリ:ベストセラー



※ この記事は毎月末に更新している、ベストセラー本の「定点観測」です。ある分野を定期的に観測することで、ちいさな変化にいち早く気づくことができる。これはジャーナリストの池上彰さんも推奨している、未来予測の方法です(『見通す力』)。

もちろん売れている本がすべて良書とは限らない。ベストセラーリストを眺めながら、今の(今後の)”時代の空気”を一緒に感じてみましょ。というのが、このエントリの意図です。よかったら、何らかの「発見」を持ち帰っていってくださいねv





 『樹木希林のことば』が3ヶ月連続トップ


出版取次会社の日本出版販売(日販)によると、
3月のベストセラーは、『一切なりゆき 樹木希林のことば』

今年にはいってから3ヶ月連続で首位を保っています。
名優、樹木希林さんが遺した言葉たちを集めた1冊。

2位は、おなじく樹木希林さんの『樹木希林 120の遺言 死ぬときぐらい好きにさせてよ』。こちらも先月と変わらずのツートップ。




1月6日に発表された「第160回(平成30年下半期)芥川賞・直木賞」関連では、真藤順丈さんの『宝島』(直木賞)がフィクション部門の6位にエントリしています。

来月(4月)9日には「2019年本屋大賞」の発表が予定されています。本屋大賞はとっても強いので、また新たなロング&ベストセラーがうまれそう♪


追記)
4月9日、「2019年本屋大賞」が発表されました。
大賞は瀬尾まいこさんの『そして、バトンは渡された』。翻訳小説部門では、アンソニー・ホロヴィッツの『カササギ殺人事件』が1位となりました。




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第160回芥川龍之介賞候補作品

(受賞!)上田岳弘「ニムロッド」「群像 2018年12月号」に掲載)
鴻池留衣「ジャップ・ン・ロール・ヒーロー」「新潮 2018年9月号」に掲載)
砂川文次「戦場のレビヤタン」「文學界 2018年12月号」に収録)
高山羽根子「居た場所」文藝 2018年 冬季号に掲載)
古市憲寿「平成くん、さようなら」「文學界 2018年9月号」に掲載)
(受賞!)町屋良平「1R1分34秒」
新潮 2018年11月号に掲載)


芥川龍之介賞(公益財団法人日本文学振興会)
http://www.bunshun.co.jp/shinkoukai/award/akutagawa/

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第160回直木三十五賞候補作品

今村翔吾『童の神』
垣根涼介『信長の原理』
(受賞!)真藤順丈『宝島』
深緑野分『ベルリンは晴れているか』
森見登美彦『熱帯』


直木三十五賞(公益財団法人日本文学振興会)
http://www.bunshun.co.jp/shinkoukai/award/naoki/

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2019年本屋大賞ノミネート作品

三浦しをん『愛なき世界』
平野啓一郎『ある男』
木皿泉『さざなみのよる』
(受賞!)瀬尾まいこ『そして、バトンは渡された』
森見登美彦『熱帯』
小野寺史宜『ひと』
知念実希人『ひとつむぎの手』
芦沢央『火のないところに煙は』
伊坂幸太郎『フーガはユーガ』
深緑野分『ベルリンは晴れているか』

翻訳小説部門

1位
アンソニー・ホロヴィッツ『カササギ殺人事件』
2位
トーン・テヘレン『きげんのいいリス』
3位
陸秋槎『元年春之祭』


本屋大賞
https://www.hontai.or.jp/

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 ビジネス書は『超効率勉強法』が5位


ビジネス書部門では、DaiGoさんの『最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法』が新着5位。
以前の記事(最近読んだ「好きを仕事に」する本10冊)でも登場した、メンタリストDaiGoさん。

学びに対する”時間短縮”の本ですが、今月は8位に山中恵美子さんの『1冊3分で読めて、99%忘れない読書術 瞬読』と読書についての時短本もニューエントリしています。

また、ランキング圏外ですが、臼井由妃さんの『やりたいことを全部やる! 時間術』もじわじわ売れているそうです。

時短やタイムマネジメント本は、ビジネス書のなかでも王道ジャンル。しばらくなりをひそめていた印象がありますが、ひさびさにおおきな流れが来ているかも……!?
新年度は時間マネジメント本のブームが来るに違いないっ。

関連記事:
未来は予測なんてできないし、売れてる本が良い本とはかぎらない
【私的メモ】未来予測はむずかしいという実例「世界10大失敗ハイテク予言」





ビジネス書部門の1〜4位は、先月からまったく動かず、です。
1位は『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』
2位は『メモの魔力 The Magic of Memos』
3位は『学びを結果に変えるアウトプット大全』
4位は『トロント最高の医師が教える 世界最新の太らないカラダ』


 フィクションは住野よる新作が新着1位


フィクション部門では、『君の膵臓をたべたい』の住野よるさんの新作『麦本三歩の好きなもの』が1位にニューエントリしています。

2位は乃木坂46高山一実さんの『トラペジウム』
3位は人気シリーズの新刊『デスマーチからはじまる異世界狂想曲 16』

また、今月は5位に今村昌弘さんの『魔眼の匣の殺人』が新着。話題をさらった『屍人荘の殺人』シリーズの、待望の第2弾です。







日販のサイト(http://www.nippan.co.jp/)で各ジャンルのトップ10が確認できます。この記事では取りあげていない「ノンフィクション部門」などのランキングも。
ぜひ”一次情報”にもあたってみてくださいね。


それでは、「付録」にて。
今月の総合・ビジネス・フィクションのベスト10をど〜ぞ〜♪


ノーリスク・ハイリターンの投資は"読書"♪


あきか(@akika_a


※ ↓付録の「〜位」の横の記号は、先月からの順位の変動をあらわします。
△ …… ランクアップ、= ……変わらず、▼ …… ランクダウン

【関連記事】

(2018)今年の年間ベストセラー本20冊
今月(2019年2月)もっとも売れた本はひき続き『樹木希林のことば』
カテゴリ:ベストセラー
最近読んだ「好きを仕事に」する本10冊
未来は予測なんてできないし、売れてる本が良い本とはかぎらない
【私的メモ】未来予測はむずかしいという実例「世界10大失敗ハイテク予言」

【関連リンク】

日本出版販売株式会社
http://www.nippan.co.jp/
芥川龍之介賞(公益財団法人日本文学振興会)
http://www.bunshun.co.jp/shinkoukai/award/akutagawa/
直木三十五賞(公益財団法人日本文学振興会)
http://www.bunshun.co.jp/shinkoukai/award/naoki/
本屋大賞
https://www.hontai.or.jp/

【付録】


 2019年3月の月間ベストセラー 総合

(日販調べ。「全集」「文庫」「ゲーム攻略本」を除く総合ランキング。3月29日時点)

1位 =

2位 =

3位 △

4位 ▼

5位 △

6位 △

7位 △

8位 △

9位 △

10位 △


 2019年3月の月間ベストセラー 単行本ビジネス
(日販調べ)

1位 =
『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』
2位 =
『メモの魔力 The Magic of Memos』
3位 =

4位 =

5位 △

6位 =

7位 △

8位 △

9位 △

10位 ▼


 2019年3月の月間ベストセラー 単行本フィクション
(日販調べ)

1位 △
『麦本三歩の好きなもの』
2位 △
『トラペジウム』
3位 △

4位 △

5位 △

6位 ▼

7位 ▼

8位 △

9位 △

10位 △
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posted by akika at 01:00| ベストセラー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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