今日のなぞなぞ
「おすすめライトノベル10冊は?」

今日は、最近乱読したなかから、
ライトノベル10冊をぷちレビューしていきます。
えっと。
「ラノベを月1冊以上読む」……これが私の毎年の目標でした。
いつも達成できていなかった目標です。
やば、読むの忘れてた、っていう月がどうしても発生してしまっていて。
なので、今年は目標を変えました。
ライトノベルを年間12冊以上読む!
私にとっては、こっちの方がやりやすい。
達成のために、目標自体を変更してしまう力技(笑)。
でも、おかげで達成できました。
(シリーズ全巻読んだりしていたので、けっきょく12冊をゆうに超えてしまいました)
私信。目標変更のきっかけをくださってありがとうございます♪
私信2。オススメの作品を教えてくださってありがとうv 面白かったです♪
好きなひとはいくらでも大量に読むジャンルですが、
もしかしたらラノベにあまり縁がない読書家さんもいるかもしれません。
”ラノベ特有のノリ”が薄く、一般文芸がメインの読書家さんにとっても読みやすいものを多くセレクトしました。
ライトノベル好きも、そうでないひとも、
読みやすくて心にぐっと残る10冊をど〜ぞ〜♪
源氏物語×学園
ヤンキー風の見た目で怖れられている少年にとり憑いたのは……早すぎる死をとげた学園の王子様、ヒカルだった。キャラクターや設定は源氏物語を下敷きにしています。書き出しも「いつのときだっただろう」と、まさに源氏そのまま。もちろん、源氏をまったく知らなくても楽しめます。友情も恋愛も、心の動きが丁寧に描かれていて◎。
以前の記事(最近読んだ「読書術」10冊)で紹介した“文学少女”シリーズの野村美月さんの作品です。
夕顔、紫、朧月夜……
『葵』の続編。この巻のヒロインは引きこもりの少女、夕雨です。散りばめられた伏線と二転三転する物語。”怨霊”をめぐる謎など、ミステリ&サスペンス仕立てでイッキ読みしてしまいます。主人公とヒカルの友情にもほっこり。↓シリーズ続編にも源氏のヒロインたちがひとりずつ登場しますv
『“朧月夜” ヒカルが地球にいたころ……(4)』
『“末摘花" ヒカルが地球にいたころ……(5)』
『“朝顔" ヒカルが地球にいたころ……(6)』
『“空蝉" ヒカルが地球にいたころ……(7) 』
『“花散里" ヒカルが地球にいたころ……(8)』
『“六条" ヒカルが地球にいたころ……(9)』
『“藤壺" ヒカルが地球にいたころ……(10)』
泣いちゃうけどオススメ
これ、すごく良かったです。4人の高校生の、恋愛もふくめた青春小説。元カレ・元カノという関係もあるのですが、ドロドロな話ではまったくありません。うつりゆく関係性の変化を美しく描きだしていて、とにかく切ない;;
喋るような語り口はしっかりライトノベル文体なのですが、一般の文学作品に負けないほどの観察眼や、こまかいところまで拾うていねいな心理描写。キャラも魅力的。以前の記事(最近読んだ純文学(J文学・L文学)10冊〜青山七恵さんの”ぼっち文学”について)で紹介したような、”ライトな純文学”が好きなひとはきっとお口にあうと思います。泣いちゃうけど、めちゃオススメ。
子育てちゅうのお母さんへ
ライトノベルレーベルではないけれど。名作映画「おおかみこどもの雨と雪」の、監督の手による原作小説です。狼と人の間にうまれた子供たちを育てる母のお話。私も母子家庭で育ったので、この、なにかが欠けている感じの家庭の空気感が懐かしい。わが子の成長を願いつつ拒む……みたいなシーンもあるので、子育てちゅうのお母さんにオススメです。おみやげみっつたこみっつ。
逢えばきっとわかる
名作「君の名は。」の映画制作と並行してかかれた原作小説(ノベライズ)です。不思議な力で入れ替わってしまったふたりが出逢うまでの物語。映像的で音楽的な文章が沁みる。↓以下、私の好きな一節v
こんなのは間違ってると、私は強くつよく思う。私たちが見知らぬ人同士だなんて、ぜったいに間違っている。宇宙の仕組みとか、命の法則みたいなものに反している。「第八章 君の名は。」より
チートってレベルじゃない
異世界のスライムに転生してしまった主人公。はじめはものを見ることすらできないのだけど、すさまじいスピードでできることが増えていく。”捕食者”という対象の能力を得られるスキルがすごすぎて、すぐに魔王レベルに。さすがにこれ以上はないだろ……そう思っても、まだまだ、さらに強くなります。
魔物たちの街をつくるところからはじまって、国家樹立、内政・外交、戦争も……。読み進めるほどに物語は壮大になり、加速度的に面白くなっていきます♪ もはやチート(※)ってレベルじゃない。次々にとんでもないスキルを獲得していくのが快感v
※ バグを利用するなどのズルをして、ゲームを有利にすすめようとする行為のこと。
ゲーム好き歓喜
プレイ中のゲームの世界にはいってしまったふたりの高校生。序盤の村に超高レベルでたどつき、無双状態に……。でね。このふたり、かなりのゲーマーなので、知識量がすごい。地の文もセリフも、実在するゲームのネタのオンパレードです。
ドラクエ・FF・ウィザードリィ・メガテン・ゼルダ・オブリビオン・アトリエ・ときメモ・メタルギア・ルナティックドーン・グランドセフトオート・テイルズ・サモンナイト・イース・サイレントヒル・零……などなど。知るハズもないネタを振られて異世界の住人(NPC)たちが「???」みたいな(笑)。ゲーム好き大歓喜のポップな物語です♪
ボーイ・ミーツ・天使
ボーイ・ミーツ・天使。その天使は、打たれた者の時間を巻きもどす注射器を持っていた……。ポップで読みやすいライトミステリ。巻きもどされた時間はべつのアイテムを使うことで逆に進めることもできる。タイムトラベルものというよりは、不思議な注射器の争奪をめぐるサスペンスがメインです。
巨編、完結。
以前の記事(最近読んだ西尾維新5冊――メタフィクショナルな西尾試論)で紹介した西尾維新さんの「伝説シリーズ」。ミステリではなくファンタジーです。<地球>と戦う運命を背負わされてしまった、感情を持たない少年の活劇。
どの巻も分厚くて壮大な巨編。だけどあっという間に読み終えてしまう面白さ。キャラも「ルール」も展開も面白い”四国編”がオススメですが、できれば1冊目の「悲鳴伝」から順番に読むのが◎。
『悲鳴伝』
『悲痛伝』
『悲惨伝』
『悲報伝』
『悲業伝』
『悲録伝』
『悲亡伝』
『悲衛伝』
『悲球伝』
『悲終伝』
……どれが何巻だかわかりにくい?
それぞれのタイトルをよくみてみて。ツー、さん、フォー、ごー……。
旅をする理由
再読です。喋る二輪車と旅人キノがさまざまな国を訪れる、短編連作。それぞれの国に独自の規律があり個性的。ときにはその”ルール”ゆえに滅びてしまった国も……。星新一さんのショートショートが好きな方にもオススメですv まだ見ぬ美しさと出逢うために、人は旅をする。
お口にあう本はございましたでしょうか?
ノーリスク・ハイリターンの投資は"読書"♪
あきか(@akika_a)
(↑冒頭の写真はうちの愛犬モモが産んだ5匹の男の子のなかの、3男です。名前は”ライト”)
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