2018年10月31日

今月(2018年10月)もっとも売れた本は『下町ロケット ヤタガラス』

 
今日のなぞなぞ
「2018年10月の月間ベストセラーは?」



10月31日(2018年)、「今月日本でもっとも売れた本」が発表されました。
(日販調べの月間ベストセラー(総合・ビジネス・フィクション)を末尾の「付録」のコーナーにまとめます


去年(2017年)の年間ベストセラーは↓こちら。
(2017)今年もっとも売れた本〜2017年の年間ベストセラー(ニッパン調べ)
先月(2018年9月)のランキングは↓こちら。
今月(2018年9月)もっとも売れた本は『大家さんと僕』
最新のランキングは↓こちら。
カテゴリ:ベストセラー


※ この記事は毎月末に更新している、ベストセラー本の「定点観測」です。ある分野を定期的に観測することで、ちいさな変化にいち早く気づくことができる。これはジャーナリストの池上彰さんも推奨している、未来予測の方法です(『見通す力』)。

もちろん売れている本がすべて良書とは限らない。ベストセラーリストをまじまじと眺めながら、今の(今後の)”時代の空気”を一緒に感じてみましょ。というのが、このエントリの意図です。よかったら、何らかの「発見」を持ち帰っていってくださいねv





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『下町ロケット ヤタガラス』がトップ




出版取次会社の日本出版販売(日販)によると、
10月のベストセラーは、『下町ロケット ヤタガラス』

このブログでも取りあげた池井戸潤さんの名作経済小説『下町ロケット』シリーズの最新刊です。ドラマの放映がはじまったことも手伝って新着1位に輝きました。

関連記事:
『下町ロケット』は少年ジャンプで漫画化されると思う
【徹夜本】半沢直樹・下町ロケットの進化形――池井戸潤『七つの会議』のサスペンス効果がすごい



電子書籍(Kindle)で無料お試し版↓もリリースされています。



先月1位だった、お笑いユニット・カラテカ矢部太郎さんの『大家さんと僕』は今月は4位です。




4月10日(2018年)に発表された「2018年本屋大賞」および7月18日(2018年)に発表された「第159回芥川賞・直木賞」関連の作品は、今月はランキング圏外でした。

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2018年本屋大賞ノミネート作品

大賞
『かがみの孤城』辻村深月
2位
『盤上の向日葵』柚月裕子
3位
『屍人荘の殺人』今村昌弘
4位
『たゆたえども沈まず』原田マハ
5位
『AX アックス』伊坂幸太郎
6位
『騙し絵の牙』塩田武士
7位
『星の子』今村夏子
8位
『崩れる脳を抱きしめて』知念実希人
9位
『百貨の魔法』村山早紀
10位
『キラキラ共和国』小川糸


翻訳小説部門

1位
『カラヴァル 深紅色の少女』
2位
『13.67』
3位
『その犬の歩むところ』


本屋大賞
http://www.hontai.or.jp/

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第159回芥川龍之介賞候補作品

古谷田奈月「無限の玄」「早稲田文学 2018年初夏号 」に掲載)
(受賞!)高橋弘希「送り火」「文學界 2018年5月号」に掲載)
北条裕子「美しい顔」(「群像 2018年6月号」に掲載)
町屋良平「しき」「文芸 2018年 夏号」に掲載
松尾スズキ「もう『はい』としか言えない」「文學界 2018年3月号」に掲載)


芥川龍之介賞(公益財団法人日本文学振興会)
http://www.bunshun.co.jp/shinkoukai/award/akutagawa/

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第159回直木三十五賞候補作品

上田早夕里『破滅の王』
木下昌輝『宇喜多の楽土』
窪美澄『じっと手を見る』
(受賞!)島本理生『ファーストラヴ』
本城雅人『傍流の記者』
湊かなえ『未来』


直木三十五賞(公益財団法人日本文学振興会)
http://www.bunshun.co.jp/shinkoukai/award/naoki/

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ビジネス書は『四季報業界地図』が8位




ビジネス書部門では、先月からチャートに顔をのぞかせている「『会社四季報』 業界地図」の最新版が8位に。業界別の会社情報が網羅されている、ロング&ベストセラーシリーズです。就活学生、がんばれ!

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カテゴリ:就活



大注目の新刊『amazon 世界最先端の戦略がわかる』は、今月は4位にジャンプアップ。
1位は『学びを結果に変えるアウトプット大全』
2位は『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』でした。





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フィクションは『沈黙のパレード』が2位




フィクション部門では東野圭吾さんの新作『沈黙のパレード』が2位にニューエントリしています。名作ミステリ「探偵ガリレオ」シリーズのひさびさの最新刊ですv

「ガリレオ」シリーズはドラマや映画の印象が強く残っているひとも多いかな。福山雅治さん演じる湯川教授のあれです。「実に面白い」ってやつ。
『容疑者Xの献身』は映画も良いけれど、原作小説も実に面白い。名作ちゅうの名作ですv 未読ならぜひ♪

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1位はもちろん、総合部門でトップだった『下町ロケット ヤタガラス』
3位は映画の公開がはじまった『コーヒーが冷めないうちに』でした。

映画の効果もあって、今月は川口俊和さんの著作のランクインが目立っています。『思い出が消えないうちに』が5位。『この嘘がばれないうちに』が7位。

今月は、「転生したらスライムだった件」「幼女戦記」「掟上今日子(忘却探偵)」の最新刊もリリースされています。





日販のサイト(http://www.nippan.co.jp/)で各ジャンルのトップ10が確認できます。この記事では取りあげていない「ノンフィクション部門」などのランキングも。


当ブログの記事(今年もっとも売れた本〜年間ベストセラーの調べ方)もあわせてご覧ください♪


それでは、


ノーリスク・ハイリターンの投資は"読書"♪


あきか(@akika_a


※ ↓付録の「〜位」の横の記号は、先月からの順位の変動をあらわします。
△ …… ランクアップ、= ……変わらず、▼ …… ランクダウン

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(2017)今年もっとも売れた本〜2017年の年間ベストセラー(ニッパン調べ)
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【関連リンク】

日本出版販売株式会社
http://www.nippan.co.jp/
芥川龍之介賞(公益財団法人日本文学振興会)
http://www.bunshun.co.jp/shinkoukai/award/akutagawa/
直木三十五賞(公益財団法人日本文学振興会)
http://www.bunshun.co.jp/shinkoukai/award/naoki/
本屋大賞
http://www.hontai.or.jp/

【付録】

2018年10月の月間ベストセラー 総合


(日販調べ。「全集」「文庫」「ゲーム攻略本」を除く総合ランキング。10月31日時点)

1位 △

2位 △

3位 △

4位 ▼

5位 △

6位 △

7位 ▼

8位 △

9位 ▼

10位 △


2018年10月の月間ベストセラー 単行本ビジネス

(日販調べ)

1位 △

2位 =

3位 △

4位 △

5位 ▼

6位 △

7位 ▼

8位 ▼

9位 △

10位 △


2018年10月の月間ベストセラー 単行本フィクション

(日販調べ)

1位 △
『下町ロケット ヤタガラス』
2位 △
『沈黙のパレード』
3位 ▼
『コーヒーが冷めないうちに』
4位 △
『転生したらスライムだった件 13』
5位 △
『思い出が消えないうちに』
6位 ▼

7位 △

8位 △

9位 △

10位 △
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posted by akika at 20:02| ベストセラー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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