2016年11月19日

読めない名前の名刺を渡すのは失礼? キラキラネームのあなたは注意

 
今日のなぞなぞ
「”直(なおき)”さんが名前を正しく読んでもらうために名刺に加えた一文字は何か?」

minamirumi.jpg

キラキラネーム(※)の方、こんばんは。
私もキラキラネームです。


※ 個性的で珍しい名前のこと。通常使われない文字を用いたものや、読み方にひと工夫あるものなど様々。DQNネームとも。


今日はキラキラネームのあなたのための、ビジネス小技。


(もくじ)
・結論からいうと……
・「読めない名刺」はなぜ失礼なのか
・今日のオススメ本



 結論からいうと……



結論からいうと……


読めない名前のひとは
名刺の表記を変えるか、ふりがなをいれよう!



これだけ。

私の、育ての親(メンターではなく子育てのほうですv)のようなひとから教わったテクニックです。
そのひとはリクルート出身の起業家で、いくつも会社を所有していたすごいひとなのですが、ひとつ、ちいさな悩みがあった。


「名前を読み間違えられてしまう」という悩みが。


もう亡くなっているので本名を書いてしまうと。
そのひとは「直」という名前なのね。
だいがいが「なお」って読まれてしまうのだけれど、ほんとうは「なおき」という。

悩んだ末、彼は名刺に”ある一文字”を加えることにした。


Q.「直」さんが名刺につけ加えた”一文字”とはなにか?



……。


…………。



A.「樹」です。



「直樹」


以来、誰が彼の名刺を見ても「なおき」と読めるようになりました。


 「読めない名刺」はなぜ失礼なのか


なおきさんは実業家なので、新規取引先など名刺を渡す機会が多い。
経験則から
「まず名前の読み方を訊かれる」というコミュニケーションは損だ、とおっしゃっていました。


なにが損なんだろう……と私はずっと考えていたんだけれど、
社会人になって名刺を使うようになって、実感しました。

↑で「私もキラキラネームです」と書きましたが、
ほんとうに、私の本名は”誰ひとり正しく読めない”くらいのキラキラ度でして(笑)。
(「あきか」はペンネームです)

名刺を渡せば必ず「なんて読むの?」とたずねられていました。
そして次に「へえ、どんな由来なの?」とも。
(字面もかなり変わっているのです)

これが、けっこう困った(笑)。
短く説明できる由来でもないし、これからお世話になるひとにいきなり自分語りを全開するのもアレですよね^^;


あるとき「これって、失礼だよなぁ」と思ったのです。


正確にいうと、
読めない名刺を渡すのが失礼なのではなくて、


読めない名刺を渡すと、相手に
「読み間違えさせてしまう(結果、謝らせてしまう)」あるいは「読み方をたずねさせてしまう」。
それは”こちらの心遣いが足りていない”ことだ
、と気づいた。


直さんのいうとおりだった。

以来、名刺には必ずふりがなを振るようにしています。


 今日のオススメ本


ここまでで今日の本題はおしまいです。
あとはもう雑談タイム(笑)。
このブログらしく、本日もオススメ本を1冊。



言語学の専門家・飯田朝子先生が世の中のいろいろな「ネーミング」を分析する本です。
以前の記事(ぐっとくる題名――エッセイ集をハウトゥー本に見せかける3つ方法)で紹介した『ぐっとくる題名』がどこまでもエッセイだったのに対し、本書はちょっとだけ学問的。


男の子は濁音が好き
「とける」と「とろける」の違い
きゃりーぱみゅぱみゅの拗音の効果



など、身近な事例がたくさん。
もちろん、人名も取りあげられていて、よく使われる文字や響きの変遷なんかも面白い♪


本書の後半は「東京スカイツリー」についてです。
というのは、飯田朝子先生はスカイツリーの名称検討委員会のメンバーでして。
寄せられた膨大な数の案に、専門家ならではの意見を提供していたそうです。

おそらく委員会で提出したレポート(論文)の援用と思われる文章もあって、
新タワーのネーミングの舞台裏がのぞけるユニークな本。
「ゆめみやぐら」でも「大江戸タワー」でもなく、なぜ「スカイツリー」なのかがわかる。

「名前」に関わるすべてのひとに、オススメですv




で。
なんで今日はこの本を選んだのかというと。

飯田朝子先生は大学で教鞭をとっているので、たくさんの学生の”キラキラネーム”に接している。
だからなのか、キラキラな名前をもつ私たちに共感してくれている風な文章があるのです。

すこし引用すると……

いちいち読みがなをふったり、名前の説明や訂正をしたりする労力が生涯にわたって多大なことから、個性の代償は小さくないと言えるでしょう。
(「1 人の名前がモノを言う」より)

逐一ふりがなが必要になりますので、生涯にわたってその手間を惜しまない覚悟を持つことが親子ともに大切です。
(「1 人の名前がモノを言う」より)



そうそう、いちいち大変なんだよねぇ。
おとんとおかんのアホーーーー!

……まあ、私はべつに本名も嫌いではないのですが、
ペンネームには誰が読んでも間違わないひらがなを使いました。
珍妙すぎる本名の反動……なのかな(笑)。



そんなこんなで
今日は


『ネーミングがモノを言う』っていう本が
オススメだよぉ〜☆(*´∇`*)ミ☆


という記事……じゃなかった。



読めない名前のひとは
名刺の表記を変えるか、ふりがなをいれよう!



というお話でした。



ノーリスク・ハイリターンの投資は"読書"♪


あきか


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