2015年12月31日

おおみそかに読みたい1冊〜今年もお世話になりました♪

 
今日のなぞなぞ
「おおみそかに読みたい本は?」




今年もお世話になりました。
みなさま、よいお年をお迎えください。


……というわけで、年の瀬の今日は
「おおみそかに読みたい1冊」を紹介します。


樋口一葉「大つごもり」



……。
そのまんまだな、ひねりなさい(笑)。



以前の記事(【電子書籍】アマゾンkindleで樋口一葉論(大つごもり、にごりえ、わかれ道)をリリースしました)でちらっと紹介した、
明治時代の文豪、一葉の小説です。


原文は擬古文調で、ちょっと難しい。
なので↑島田雅彦さんの現代語訳を推奨。
翻訳を読んだ、あるいはあらすじを知っている方は↓原文で味わうのがオススメです♪




☆★☆



「大つごもり」はタイトルのとおり、おおみそかのお話です。


主人公のお峰は、山村家というところでお手伝いさんとして働いている。
この山村家の奥さんが、めっちゃ厳しいひとで。
いっつもお峰につらくあたる
のね。
でもお峰は「正直は我身の守り」と、マジメに健気に働く。

というのも、お峰には三之助っていう義理の弟がいて。
貧しい弟一家を助けてあげたいという気持ちがとても強い。


さて、日は大勘定(年末の決算)迫る、おおみそか。

お峰は三之助一家に「二円」を入れてあげなくてはならない。
ところが、山村家の奥さんにすっとぼけられて、
頼んでいた「二円」の借金ができなくなってしまった。


どうする、お峰!


と、引きだしのなかに札束が。
誰にも見られていない……はずだ。


ほしいのは、ただ二円。


どうする、お峰!!!




こんな感じのあらすじ。
正直者のお峰は、はたして盗みをはたらいてしまうのか!?
(ちなみに明治時代の二円は、今の一万〜数万円くらいの価値です)


ラストにすごいどんでん返しがあります。
よくできているプロットで、私好みv



以前の記事(【電子書籍】アマゾンkindleで樋口一葉論(大つごもり、にごりえ、わかれ道)をリリースしました)では、
「大つごもり」と<女性の労働>をからめた論文を紹介しているので、
「大つごもり」が面白かった方は読んでみて!


☆★☆



それでは、みなさま
今年もありがとうございました。

来年も素敵な本にめぐり逢えるよう願いをこめて、


ノーリスク・ハイリターンの投資は"読書"♪


あきか


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