2015年10月09日

宮沢章夫『ニッポン戦後サブカルチャー史』の巻末リストを使ってサブカル博士をめざせ

 
今日のなぞなぞ
「サブカル博士になるためには?」



サブカル好きさん、こんばんは。
こじれてますか? ひねくれてますか〜?


……というわけで。今日紹介するのは
世界を”斜め”に眺めずにはいられない、サブカリストたちのためのバイブルです。


著者の宮沢章夫さんは劇作家。
演劇というサブカルの現場を肌で経験してきた実績をふまえ、
独自の史観で「戦後のサブカルチャー」を振り返ります。

NHKの同名の番組と連動している本。
テレビで宮沢さんの講義を聴きながら、そうそう、そうなんだよな〜と膝を打ったひとも多いかな。

ニッポン戦後サブカルチャー史(NHK)
http://www.nhk.or.jp/subculture/01/
ニッポン戦後サブカルチャー史U(NHK)
http://www.nhk.or.jp/subculture/02/
ニッポン戦後サブカルチャー史V(NHK)
http://www.nhk.or.jp/subculture/




☆★☆



もちろん。
サブカリストたちが共感せざるを得ない、宮沢さんの講釈も読みごたえがあります。
(岡崎京子さんの『リバーズ・エッジ』などを挙げながら、
”世界の底が抜けてしまった”80〜90年代の空気の変遷を素描するあたりとか、素敵すぎます)





でも、本書の肝は、
巻末
(というより、後半ぜんぶ)の「年表」かもしれません。

年表は、まさに戦後の1945年から2014年までの「サブカル的な作品や出来事」を網羅している。



GHQ、「リンゴの唄」、「東京ブギウギ」、「勝手にしやがれ」、ツイスト流行、マクドナルド一号店オープン、はっぴいえんど、「不思議、大好き」、YMO、なめ猫、ノストラダムス、エヴァンゲリオン、コギャル、電車男、草食男子、「1Q84」、初音ミク……。



文芸や音楽、映画、アート、テレビ、漫画、流行語、キャッチコピーから社会現象まで
重要(と思われる)サブカル現象が記録されています。

事例がとにかく豊富なので、
「聴いたことはあるけど、まだ見て/読んでないなぁ……」と、気になる作品が必ずみつかるはず。


もうね。この際、ぜんぶチェックしたくなるよね。
読了した作品があれば、蛍光ペンで線をひいて。
年表を蛍光ペンの線で埋め尽くしたくなるよね。


掲載されているのは、
時の流れというふるいにかけられても残っている、重要な名作ばかりです。

サブカル好き、読書好きにとって
「これから読む/見る/聴くべき名作が大量に存在している」という状態は、
このうえない幸福のはず。


本書が1冊あれば、
読むものがないよ〜といった”飢え”とはサヨナラできます。



というわけで、今日は
宮沢章夫『ニッポン戦後サブカルチャー史』の巻末リストに蛍光ペンで線をひいて
サブカル博士をめざしましょ♪

……というお話でした。


ちなみに、↓NHKのサイトでは
サブカル年表も見られます。
ただ、本のほうが記載が細かく詳しいので、直接本書にあたるのがオススメv
なにより、ウェブサイトには蛍光ペンで線をひけない!


サブカルチャー年表(NHK)
http://www.nhk.or.jp/subculture/01/history/





ノーリスク・ハイリターンの投資は"読書"♪


あきか(@akika_a


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タグ:サブカルチャー

【関連リンク】

ニッポン戦後サブカルチャー史(NHK)
http://www.nhk.or.jp/subculture/01/
ニッポン戦後サブカルチャー史U(NHK)
http://www.nhk.or.jp/subculture/02/
ニッポン戦後サブカルチャー史V(NHK)
http://www.nhk.or.jp/subculture/
サブカルチャー年表(NHK)
http://www.nhk.or.jp/subculture/01/history/







posted by akika at 20:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会学・現代思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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