2013年03月30日

最近読んだ「考える力を鍛える」本10冊

 
今日のなぞなぞ
「"考える力"を鍛えるためには?」


以前の記事(途方もない課題を与えられたときの対処法――大きなミッションを小さな問いに置き換える)で、
「壮大な課題を与えられたときにどうするか」を考えました。


今日はもっとおおきなフレームのお話。

”考える力”じたいを鍛えてしまおう

という本を10冊紹介します。


思考力を鍛えれば、なんでもできる。
頭をフル回転させながら、読んでみてください♪




 あなたの「思考停止度」チェック!


対象をゴールから考える。全体から考える。離れて単純に考える。”地頭力”の基本はこの3つ。自分が、3つのうちどの力が弱いのかをチェックする診断テストもあります。そして、そもそも「あなたは思考停止していないか」……の診断もアリ。

ロジカルシンキングで有名なMECE(ミッシー。対象を洩れなく重複なく分類する手法)や、フェルミ推定(「日本にラーメン屋は何軒あるか」などの問題を、調査せず短時間で推論する)の例題&解説も。地の頭を鍛えるための、バイブルです。

 ”質問”が未来をつくる


今日はなにを着るか、昼食はなににしよう、彼はどんな人間だろう……人はみな、自分に問いかけながら(セルフQ)生きている。みずからへの質問の種類によって、あなたは「学習者」にも「批判者」にもなれる。セルフクエスチョンを変化させることで、思考も未来も変わる。

わりと有名な本です。未読ならぜひ。
物語形式なので、とても読みやすい。個人的にすごくオススメの1冊です。

 「なぜ?」と問ながら考え、書け


結論←結論を支える理由(←事実)。読みにくい文章というのは、じつは”論理”がとおっていない場合が非常に多い、と私は思います(自戒をこめて^^;)。「論理的な文章を書いたぜ!」と思っているのは”自分だけ”……というワナにはまらないために、この1冊。たくさんマンガが挿入されています。絵がかわいいです。萌え。

 時雨沢×黒星コンビの絵本♪


「どんなに考えても、今は答えが出ないことがある。時間が経たないと、未来にならないと、分からない答えがある」。文庫の絵本です。文は時雨沢恵一さん、絵は黒星紅白さん。大ヒットしたライトノベル『キノの旅』のコンビですが、本書の淡い水彩には、マンガっぽさはあまりないかも。あくまで絵本、です。

やさしい絵と文が胸にしみます。頭ではなく”心”で、「お金」や「しあわせ」「勝ち負け」「成功」について考えてみましょ。



 ”発見”しなきゃ、考えられない


「気づく力」を高める本。気づく力の大切さは、以前の記事(いまどきの人材担当者が新卒学生に求める3つのポイント事情)でもお話ししました。発見力があれば、気が利く、問題を見つけられる、俳句がうまくなる! ……という1冊。 

 心が折れたら、思考できない


ある意味では、今日の10冊のなかでいちばん大切かもしれない。いま、そこにある問題に対して、心が負けてしまっては考えるどころじゃないからです。

ものごとをポジティブに捉えるのは、たしかに大事。でも、ムリに前向きになろうとすると「本当はポジティブに考えられていない自分」を、心が責めてしまう。折れる。じゃあ、どうすればいいのか……その答えは、本書のなかに。

 読書は技術だ!


私が大好きな”読書術”の本です。「月10冊読むだけで5%の存在になれる」。でも、本をちゃんと読むのは、誰もができることじゃない。しっかり”技術”を身につけないと……という読書論。

第3章の「あなたは本当に読めているか?」では、練習問題が13個、出題されます。読解力という枠を超えて、発想力や地頭力を試される問題も。鍛えられます。

 ことばでなく”かたち”で考える


ものごとを、べつに言葉だけで捉える必要はありません。文章でなくイメージで考えた方が問題にアプローチしやすいものも多い、と私は思います。著者のブルーノ・ムナーリは、美術家・デザイナー。本書は”すべての(美しい)デザインは正方形からはじまっている”という美術理論です。

歴史や数学の話も出てきますが、絵や図が満載なので、文章以外の部分をメインに”観る”感じで、さくっと読めます。あ、あと、ムナーリの本とか読んでるとオシャレに見えるかも(笑)。

 「解決編」のないミステリ


ミステリはロジックだ! ……というわけで、人気推理作家・東野圭吾さんの”問題作”を。この本では、最後まで犯人が指摘されません。「解決編」が途中で終わってしまう、とんでもない推理小説です。

ですが、じつは与えられた情報にしたがって論理的に導き出すと、犯人はただひとりに断定できます。読んで、考えに考えて、ネットで”正解”を検索してみましょう♪ 自分で答えを出すことで、地頭力も論理思考も鍛えられます。

 ノウハウを作るノウハウ


お客さんの満足を徹底していれば、売上は自然と増えてくるという本……ではありません。タイトルと中身がちょっと違います。むしろ、コミュニティビジネス(地域の問題を地域で解決するような社会貢献事業)を紹介しながら、”人の育て方”について語っています。

私がいちばん気にいったのは、「人に仕えるより事に仕えよう」というフレーズ。自分は上司に仕えているんじゃない。上司や会社が達成しようとしている”こと”のために働いているんだ、という感覚です。

その”こと”を成し遂げるためなら、上司の命じた方法じゃなくたって全然かまわない……くらいの想いでいれば、とても自由な気持ちで働けるんじゃないかな。

ふかく考える必要がある問題というのは、”自分のなかにノウハウがない課題”だと思います。すでにノウハウを持っているなら、たいして悩むわけないですもんね。コミュニティビジネスでは、みんなが”できることを持ち寄って”成り立っているような形態が多いみたいです。新人も、教えてもらうのではなく「自分の頭で考えて」勝手に育っていくという感じらしい。

「就職先にNPOを選ぶ学生が増えている」というニュースを最近耳にしましたが、これからの時代の働き方や人材教育のモデルとして、コミュニティビジネスはとてもいい素材なんじゃないかなという気がします。

考える力を直接鍛える本ではないけど、
”新しい時代の感覚”にふれるために、今日のなかではいちばんオススメの1冊。



そんなこんなで、最後は熱く語ってしまいましたが、
いつのもノリにもどって……



10冊ぜんぶ
面白いよぉ☆(*´∇`*)ミ☆




ノーリスク・ハイリターンの投資は"読書"♪


あきか(@akika_a


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