2012年07月05日

東京国際ブックフェア・電子出版EXPO・ライセンシングジャパン・クリエイターEXPOが開催!

 
1オープニングイベント

2012年7月、東京ビックサイトで、日本最大の本の祭典「第19回 東京国際ブックフェア」が開催されました。
世界25カ国からおそよ800社が出展。来場者は7万人程度とみられています。
また、同会場では「第16回 [国際]電子出版 EXPO」「第2回ライセンシング ジャパン」「第1回クリエイターEXPO 東京」も同時開催。
出版業界の方やクリエイターなどが一堂に会する、大規模な本のイベントとなりました。
来場希望者は、事前に申し込みを行えば無料で入場できました。

 第19回 東京国際ブックフェア(2012年7月5〜8日)
 第16回 [国際]電子出版 EXPO(2012年7月4〜6日)
 第2回ライセンシング ジャパン(2012年7月4〜6日)
 第1回クリエイターEXPO 東京(2012年7月4〜6日)



なお、同イベント事務局によると、
7/5-8の4イベントの来場者数合計は6万6115人。7/4-6の合計は5万1806人です。
正確な出展社数などは、今後発表されます。


「ブックフェア」開催初日の7月5日は、9時半よりオープニングセレモニーを実施。
秋篠宮同妃両殿下をはじめ39名が参列し、テープカットが行われました。

2テープカットする秋篠宮夫妻
テープカットする秋篠宮夫妻



作家・僧侶の瀬戸内寂聴氏による基調講演「『本』の送り手が、いま考えるべきこと〜変化を受け入れ、新たな活力を!〜」のほか、
作家・京極夏彦氏や東京大学名誉教授・養老孟司氏による「読書推進セミナー」など、連日講演・セミナーが開かれました。
出展社主催の無料セミナーも充実。

また、震災復興支援として被災地の写真展、醤油等の直売市のコーナーが設けられ、
会場入り口には募金箱が設置されました。

3復興支援


<リンク>
東京国際ブックフェア(TIBF2012)
http://www.bookfair.jp/ja/
[国際] 電子出版 EXPO
http://www.ebooks-expo.jp/
ライセンシング ジャパン < LICENSING JAPAN >
http://www.licensing-japan.jp/
クリエイターEXPO東京
http://www.creator-expo.jp/


 第19回 東京国際ブックフェア


4ブックフェア会場はさながら書店のよう

主催は東京国際ブックフェア実行委員会、リードエグジビションジャパン。

多くの出版社がブースを連ね、会場はさながら超大型書店のようです。
製本・印刷会社、編集プロダクションなども大規模なブースを構え、自社をPR。

「イベント価格」として、あらゆるジャンルの新品の本が特価で販売。
5万冊以上の洋書を30%〜80%OFFで購入することができる「洋書バーゲンコーナー」も賑っていました。


出版界の専門紙「新文化」は最新号を無料配布。


自費出版の森は自費出版セミナーを開催。

5自費出版セミナー
自費出版の森のセミナー



日本漢字能力検定協会は情報誌「漢検ジャーナル」を配布。

6漢検
漢検ブース


幸福の科学出版や聖教新聞社など、宗教出版社の出展もありました。

7宗教出版

 第2回ライセンシング ジャパン


主催はリードエグジビションジャパン。

キャラクターとブランドビジネスの本格的なライセンシング商談展です。
今年は、昨年の3倍の規模で開催されました。
キャラクター、ブランド、トレードマーク、ロゴマーク、エンターテインメント、出版物 、スポーツ、学校、各種機関・団体のプロパティ、アートなど、
「版権」にまつわる会社が出展。メーカーや広告代理店、リテールのブランド・キャラクター担当者などが来場し、 活発な商談が交わされました。

また、ワンピース (東映アニメーション)がグランプリを受賞した「ライセンシング・オブ・ザ・イヤー2012」の表彰式も、同会場で実施されました。


グリーンキャメルは「リラックマ」や「センチメンタルサーカス」など、
かわいくて魅力的なキャラクター、ブランドをアピール。

8グリーンキャメルブース
グリーンキャメルのブース


キャラクター・データバンクのブースでは、名刺1枚と交換にライセンス・ビジネスの電話帳「キャラビズ・イエローページ2012」をプレゼント。
どの会社がどのキャラクターのプロパティを所有しているかがひと目でわかる、貴重な冊子です。

9ライセンスの電話帳
キャラクター・データバンクのブース

 第1回クリエイターEXPO 東京


10クリエイターEXPO

主催はリードエグジビションジャパン。

今年が第1回目となる「クリエイターEXPO」には、作家や漫画家など400名を超えるクリエイターが出展。
ビジネスチャンスを掴むべく、来場者に熱く自分の作品を売り込みました。

場内は作家のジャンルに合わせて、8つのエリアに分かれました。
「作家・ライター」「絵本」「漫画家」「イラストレーター・画家」「写真家」「ブックデザイナー」「グラフィックデザーナー」「映像・ゲーム」の8つのゾーンです。

壁や机にめいっぱい自らの作品を展示。
商談の声も絶えない、とても賑やかなイベントとなりました。

作家・携帯小説家の内藤みかさんなど、著名なクリエイターの姿もありました。


 第16回 [国際]電子出版 EXPO


主催は東京国際ブックフェア実行委員会、リードエグジビションジャパン。
世界最大の電子出版専門展。イベントの略称は「eBooks、イーブックス」です。

ボイジャー、パピレス、ヤフー、大日本印刷、凸版印刷など、主要企業のほか、
海外からも現地の有力企業が多数出展し、最新の技術・サービスを展示しました。
出版社などコンテンツホルダーや配信事業者などが世界50カ国から来場し、国際色豊かな展示会となりました。

出展社ブースや専用スペースで多数の公開セミナーが開催されていて、
真剣に聴き入る来場者たちの姿が印象的でした。


セミナースペースでは、各社が順番にプレゼンテーションを行いました。


11出展社による無料セミナー
出展社による無料セミナー
DAISYコンソーシアム 理事(前会長)河村宏氏/IDPF/DAISYコンソーシアムCTO マーカス・ギリング氏「EPUB3/DAISYはバリアフリー読書を支援する」



文化通信社は専門紙「文化通信BB」の増刊号を無料配布。
このイベントにあわせて、場内の地図や出展社情報を1面に掲載しました。


ヤフーは自社のブースで無料セミナーを実施し、eBookの体験コーナーを設けました。

12ヤフーセミナー
ヤフーのブースでのセミナー
ボイジャーの鎌田純子取締役による「30分でわかるeBookデザイン講座」



コトハコは、スマホの地図にチラシを掲載するサービス「tokyo 人.jp」をPR。

13スマホでチラシ
コトハコのブース

グローリーはデジタルコンテンツ販売機を展示。

14グローリーの電子書籍販売機
グローリーの電子書籍自動販売機



これら4イベントの来場者には、7月に同会場で開催される「第4回販促EXPO」「第7回国際雑貨EXPO」「オフィス総合展2012」などの招待券が配布されました。
また、場内でホットコーヒー1杯と引き換えられる、無料ドリンクチケットもプレゼントされました。


本や出版にかかわるあらゆる人が集まるブックフェア。
それぞれが真剣に"未来"と向かい合い、商談や販促を展開。

ここから、出版界の新たなスタートがはじまる。
……そんなイベントとなりました。





【編集後記】


というわけで。
今日は本ではなく、イベントのレビュー(というかレポート)でした。


世界の片隅にある、ちいさな個人ブログが、
"日本最大"のイベントを仔細にわたって報道する……。



それも新たな出版(=Publish)のカタチとして、ありなんじゃないかな、と。
そう考えるのはもちろん、以前の記事(新時代に対応したビジネスモデルを、とか言われても困る。)で紹介した↓この本の影響です。

新世紀メディア論-新聞・雑誌が死ぬ前に
小林弘人
バジリコ
売り上げランキング: 214680


本書は、出版界の未来を考える重要な1冊。
今回のイベントに来場&出展されたすべてひとにオススメです♪


それからもうひとつ。
「ブックフェア」はいわゆるビジネス・マッチングイベントです。
私はこれまでお仕事でもビジネスイベントを取材させていただくことが多かったのですが。
イベントは企業にとって良いPR機会であることは確かです。でも、なかなかそこから成約に結びつくのが難しい部分もあるかと思われます。

そこで。
世界の片隅にある、ちっぽけなブログではありますが、ランダムピックアップで申し訳ないのですが。
出展された企業さまたちの販路拡大やPRの経路確保に、すこしでもお力添えができれば、と、個別企業のブースも積極的に紹介させていただきました。

写真撮影を快諾してくださった出展社さま、お話を伺わせていただいた担当者さまに、
心からの感謝を申し上げます。
(自家製の、ペラペラで汚い名刺をお渡ししちゃってすみません>_<;)


それでは。
出版にかかわるすべての方々に、素敵な未来がありますように。



ノーリスク・ハイリターンの投資は"読書"♪


あきか




 
posted by akika at 18:24| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム・レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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