2011年09月08日

なぜお金を稼ぐのか?

 
今日のなぞなぞ
「なぜお金を稼ぐのか?」


……なんだか突然ラディカルな質問ですが。


いわゆる"成功者"と呼ばれるひとたちは、
この問題に対して、必ずじぶんなりの"答え"を見つけている
(と思います)。


生きていくうえで、
必ず向き合うことになる問題ですね。



あなたがお金を稼ぐ「理由」。


食べていくため?
家族を養うため?
車がほしいから?
マイホームを建てたいから?


……そういったものは、この問いの"答え"にはならない。


このブログの読者さんなら、
おそらくもっと高い所を見ているでしょうから(♪)、

この問いを言い換えるなら、↓こんなふうです。


「じぶんはなぜ、必要以上のお金を求めるのか」

「使いきれないほどのお金を持ったとき、じぶんはなにをするのか」



ところで。
しばしば都市伝説のように言われることですが……


宝くじで億単位のお金が当たったひとの9割は、5年以内に結局破産する。


これ。統計的にどれくらい"正しい"のかはわからないですけど☁^^;

……お金に対する自分のスタンスを考えておかないと、
たいへんなことになってしまう
、という教訓にはなるかもしれません。





自分はなぜお金を稼ぐのか、考えること。

……それは、
いつかは必ずやらなければならないことのひとつです。




「じゃあ、いつやるんだ?
……今だろ!」
(東進予備校ふうに)



……というわけで💦^^;
今日紹介する本は、意外なことに、小説です。




『リスクテイカー』川端裕人 (文春文庫)




まあ、ある意味では意外でもなんでもない。

むしろ、
「なぜお金を稼ぐのか?」「お金とはなにか?」というような壮大な&抽象的な問いを考えるときの相棒として、
小説というのはすごく相性がいい
んです。


『リスクテイカー』は、ヘッジファンドをめぐるお話です。
ヘッジファンドは、比較的大きな資産を持つ投資家にお金を出してもらって、マーケット上で絶対利益を追求していく団体。
メリウェザーのLTMCなんかが有名ですね。

(ところで、この小説はアメリカが舞台なのですが、
メリウェザーやソロス、バフェット、グリーンスパン議長など、実在する人物がガンガン出てくる部分もかなり面白いです!)


主人公たちは、とある大物投資家から出資してもらいファンドを立ちあげます。

ファンドのメンバーである物理学者が考案した"市場予測システム"によって、
彼らの存在は為替マーケットを揺るがすほどになってゆく……。


ストーリーが単純に面白いし、なぜか登場人物たちはみんなロックスピリットを持っていて(笑)、

(ほんとに。トレーディングルームで3コードだけ(笑)のギターをかきならす元アーティストとか、
物理学を終わらせようとしている科学者とか……気持ちいいくらいみんなが既存の体制をぶっ壊そうとしています

個人的にはすごくオススメ。
なんでもっと早くこの本に出逢えなかったんだ! と叫びたくなるような良い本なのですが。


このブログ的にオススメしたい理由は、次の2点。


まず1点。


1.お金の歴史について、勉強できる。


『金持ち父さん貧乏父さん』のロバート・キヨサキ氏も言っています。

お金に関するリテラシー(読み書き能力)を高めることは、
そのまま君の資産を増やすことに繋がる。


『リスクテイカー』では、前半にお金に関する講義があります。

まさに『ソフィーの世界』で、子供たちが哲学の授業を受けていたように。

ビジネススクールを出たばかりの主人公たちは、
出資者が指定した教授から、「お金とはなにか」について学んでいきます。

それこそ、貨幣が登場する以前の「物々交換」から現代の金融まで。
ヘッジファンドの歴史についてもちょこちょこ触れているので、ここ十数年のマーケット史も俯瞰できるようになっています。



続いて、2点目。


2.登場人物がみな、自分とマネーの関わりについて悩んでいる。


学生やホームレスから、マネーの世界にどっぷりと漬かっているファンドマネージャーや、
一国の中央銀行に匹敵する額を動かせる資産家まで、


みんなが「なぜお金を稼ぐのか?」について、葛藤している。


それぞれのお金に対するスタンスは様々です。

稼ぐお金の額がじぶんを計量してくれるのかもしれない……

とか

マーケットには人種差別もなにもない……

とか。


全員が色々な形でお金と関わりあいながら、自分にとっての”答え”を探している



↑上で、

答えがひとつではない&なかなか答えが出ない問題を考えるときに、
小説というのはすごく相性がいい。



と言ったのはこういう意味からです。


小説は、”答え”じゃなくて”問い”をゴロンと差しだす表現形式だと思う。

人物たちが、おなじテーマに対していろんなスタンスで葛藤していく様子を見ながら、
いざ、じぶんが考えるときの方法論やヒントを拾っていく……


というふうに、この本を使ってみるのもいいんじゃないかな。



なぜ稼ぐのか……
難しいテーマですよね。

突き詰めて考えると、
ある場面では「お金」自体が必要なくなるケースもあると思います。

たとえば、


「お金を使って、やりとげたい慈善活動がある」

……というひとは、
ときにはその目的のためにマネーをどぶに捨てなければならない場面があるかもしれません。



「お金を稼ぎたいわけじゃない。マーケットでマネーを殖やす行為そのものが楽しいんだ」

……という投資家は、
ときには実利に見合わなくても、スリリングなリスク投資をすることが、"自分にとっての正解"になったりするかもしれません。




……実は。

ここま語っておいて、アレですが。
「なぜお金を稼ぐのか?」については、私はぜんっっっぜん答えを出せていません。

勝間和代さんが提唱する「即決即断」(すぐ決めて、すぐ実行する)に賛同している私ですが、
この問題の答えは保留中^^;
(とはいえ、勝間さん自身も、このテーマについては人一倍考えている方だと私は思っています)




う〜ん。

……なんだか、
ずいぶん大きな話になってしまってすみません^^;


なにが言いたいのかというと。

『リスクテイカー』っていう本は
オススメだよぉ☆(*´∇`*)ミ☆



ってそれだけなんですけど(>_<)



「なぜお金を稼ぐのか?」


……いつかは向き合わなければならない問題であることは確かなので、



『リスクテイカー』川端裕人 (文春文庫)


この本を読みながら、考えてみましょ♪
というお話でした。



……じゃあ、いつ読むのか?
今だろ!



あきか



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カテゴリ:金融リテラシー・投資







posted by akika at 21:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 金融リテラシー・投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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