2011年08月16日

3時間で専門家になるには?


今日のなぞなぞ
「3時間で専門家になれるか?」


ネット時代に情報リテラシー(読み書き・参照する能力)を高めるにはどうしたらいいのだろう……。

『検索は、するな。』安田佳生(サンマーク出版)という本も出てるくらいだし。
グーグルに頼っていたら、知能が退化しちゃうのかなぁ……💧。


いえいえ。
やっぱり、便利なものは使い倒しましょ🎵



今日は……




『3時間で「専門家」になる私の方法』佐々木俊尚(PHP研究所)



ガンガン検索しろ!

という本です。


検索によって答えがでるはずのない、きわめて個人的な問題や個別の提案を考えるときも、

ガンガン検索

すれば、ヒントやひらめきが見つかる✌。



佐々木俊尚さんは新聞記者からフリーのジャーナリストになった方です。
面識はありませんが、私の大先輩みたいな方です。


『フラット革命』(講談社)
『グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する』(文春新書)

などが有名な著作です。


ネットメディアやネットコンテンツを批評されている評論家
というイメージが強いかな。


さて。
備忘録を兼ねて、私が『3時間で「専門家」になる私の方法』で学んだ方法は……。


1.「日経テレコン21」を使って、過去の日経新聞の記事を検索する(有料)。
2.グーグルで「(キーワード) site:2ch.net」と打ちこみ、2ちゃんねる内の記事を検索する。

(グーグルのサイト内検索のやり方、私はこの本ではじめて知りました^^;)
3.はてなブックマークの「タグ検索」を利用し、(キーワード)についてのブログなどを見まわす。



ガンガン検索して

新聞記事という公的(に近い)な情報から、ブログや掲示板といった個人的・ディープなものに触れていくことで、
あるジャンルについての肌感覚(佐々木さんは「クオリア」という言葉を使われています)を持つことができる。
セレンディピティ(ひらめきを与えてくれる発見など)も、人為的に引きよせることができる。


第4章以降は、「少子高齢化」についてまったくの門外漢である佐々木さんが、
3時間で「専門家」になっていく様子を実況のようにして解説しています。

(とても具体的なので面白いですv)

最後には、「少子高齢化」をビジネスチャンスとしてとらえ、新事業を立ちあげる提案までしています。


この本は3時間くらいあれば読めると思うので、
読者の私たちも、3時間で「少子高齢化」についてのちょっとした「専門家」になれてしまう、というオマケつきです(笑)。




佐々木さんは、

『知的生産の技術』梅棹忠夫 (岩波新書)
『「知」のソフトウェア』立花隆(講談社現代新書 )
『「超」整理法』野口悠紀雄(中公新書)



など、
これまでの情報整理業界(?)で新たなパラダイムを形作ったとみられる著作にもきちんと目を配っています。

これ、重要ですよね。
研究論文でも、過去の議論をきちんと踏襲してから新しいものを打ち出さないと評価されませんから。




ところで。

書評ブロガーの小飼弾さんも、「これは、使える」と弾言(笑)しています。
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50913717.html

(小飼弾さんについては、以前の記事(「新田ヒカルさんから本がもらえたか?」)でも紹介しています)


佐々木さんは、「私の方法」でなれる「専門家」は、本物の専門家とは異なると強調されています。
弾さんは、この佐々木さんの「良心」がある限り、彼の著書は「安心して読める」とおっしゃってます。





佐々木さんのメディアリテラシー術は、
自分のためになにかを判断しなければならないときに真価を発揮する
と思います。



たとえば、今回の原子力発電所事故の問題。


「私の方法」を使って、みんなが「専門家」になれれば、
自分で放射線のリスクを判断できる。

必要以上の自粛や風評被害が広がらなかったと思う。



投資行動を決めるときも、おなじですね。

株なら、投資対象となる会社が今、マクロ・ミクロ的にどういう状況に置かれてるのかがわかる。
リターンを求めるとき、そこにどれくらいのリスクがあるのかを分析することができるわけです。



メディアリテラシーは、リスクリテラシーに繋がる。


これが今日のまとめかな。




……それでは、
みんなで合言葉をご一緒に🎵


ガンガン検索!



あきか



posted by akika at 09:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ネット・情報リテラシー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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