2015年10月30日

今月もっとも売れた本〜2015年10月の月間ベストセラー(ニッパン調べ)

 
今日のなぞなぞ
「2015年10月の月間ベストセラーは?」



10月30日、「今月日本でもっとも売れた本」が発表されました。
(日販調べの月間ベストセラー(総合・ビジネス・フィクション)を↓「付録」のコーナーにまとめます



出版取次会社の日本出版販売(日販)によると、
10月のベストセラーは『孤独のグルメ2』

テレビドラマの新シーズン放映にともない、1位に。
3ヶ月連続でトップを独走していた又吉さんの『火花』はここで先頭を譲りました。

----------
第153回芥川龍之介賞候補作品

内村薫風「ΜとΣ」(「新潮2015年3月号」に掲載)
島本理生「夏の裁断」(「文學界2015年6月号」に掲載)
高橋弘希「朝顔の日」(「新潮2015年6月号」に掲載)
滝口悠生「ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス」(「新潮 2015年5月号」に掲載)
(受賞!)羽田圭介「スクラップ・アンド・ビルド」(「文學界2015年3月号」に掲載)
(受賞!)又吉直樹「火花」「文學界2015年2月号」)に掲載)

各賞紹介|芥川賞(文藝春秋)
http://www.bunshun.co.jp/award/akutagawa/

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ビジネス書部門では、

『超一流の雑談力』が1位。
4ヶ月連続のランクインで、ついにトップに。
じわじわ売れていく、ロングセラーの様相を呈してきました。

8位には、『大事なことだけすぐにわかる マイナンバー制度』がエントリ。
賛否両論や戸惑いのなかスタートする新制度。「入門書」を皆が必要としているようです。


フィクションでは、

西尾維新さんの『掟上今日子の遺言書』が4位。
『掟上今日子の挑戦状』が7位。
ドラマ化されたことで、読者の裾野もさらに広がったかな。



日販のサイト(http://www.nippan.co.jp/)で各ジャンルのトップ10が確認できます。
当ブログの記事(今年もっとも売れた本〜年間ベストセラーの調べ方)もあわせてご覧ください♪


それでは、


ノーリスク・ハイリターンの投資は"読書"♪


あきか


※ ↓付録の「〜位」の横の記号は、先月からの順位の変動をあらわします。
△ …… ランクアップ、= ……変わらず、▼ …… ランクダウン



【関連記事】

今年もっとも売れた本〜年間ベストセラーの調べ方
最近読んだ西尾維新5冊――メタフィクショナルな西尾試論

【関連リンク】

各賞紹介|芥川賞(文藝春秋)
http://www.bunshun.co.jp/award/akutagawa/
日本出版販売株式会社
http://www.nippan.co.jp/

【付録】


2015年10月の月間ベストセラー 総合
(日販調べ。「全集」「文庫」「ゲーム攻略本」を除く総合ランキング。10月30日時点)

1位 △
孤独のグルメ2
2位 ▼

3位 △

4位 △

5位 △

6位 ▼

7位 △

8位 △

9位 ▼

10位 △


2015年10月の月間ベストセラー 単行本ビジネス(日販調べ)

1位 △

2位 ▼

3位 =

4位 △

5位 ▼

6位 =

7位 △

8位 △

9位 =

10位 ▼


2015年10月の月間ベストセラー 単行本フィクション(日販調べ)

1位 △
『孤独のグルメ2』
2位 ▼
『火花』
3位 △
『愚物語』
4位 △

5位 △

6位 ▼

7位 △

8位 ▼

9位 △

10位 ▼

posted by akika at 22:32| Comment(0) | TrackBack(0) | ベストセラー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月09日

宮沢章夫『ニッポン戦後サブカルチャー史』の巻末リストを使ってサブカル博士をめざせ

 
今日のなぞなぞ
「サブカル博士になるためには?」



サブカル好きさん、こんばんは。
こじれてますか? ひねくれてますか〜?


……というわけで。今日紹介するのは
世界を”斜め”に眺めずにはいられない、サブカリストたちのためのバイブルです。


著者の宮沢章夫さんは劇作家。
演劇というサブカルの現場を肌で経験してきた実績をふまえ、
独自の史観で「戦後のサブカルチャー」を振り返ります。

NHKの同名の番組と連動している本。
テレビで宮沢さんの講義を聴きながら、そうそう、そうなんだよな〜と膝を打ったひとも多いかな。

ニッポン戦後サブカルチャー史(NHK)
http://www.nhk.or.jp/subculture/01/
ニッポン戦後サブカルチャー史U(NHK)
http://www.nhk.or.jp/subculture/02/
ニッポン戦後サブカルチャー史V(NHK)
http://www.nhk.or.jp/subculture/




☆★☆



もちろん。
サブカリストたちが共感せざるを得ない、宮沢さんの講釈も読みごたえがあります。
(岡崎京子さんの『リバーズ・エッジ』などを挙げながら、
”世界の底が抜けてしまった”80〜90年代の空気の変遷を素描するあたりとか、素敵すぎます)





でも、本書の肝は、
巻末
(というより、後半ぜんぶ)の「年表」かもしれません。

年表は、まさに戦後の1945年から2014年までの「サブカル的な作品や出来事」を網羅している。



GHQ、「リンゴの唄」、「東京ブギウギ」、「勝手にしやがれ」、ツイスト流行、マクドナルド一号店オープン、はっぴいえんど、「不思議、大好き」、YMO、なめ猫、ノストラダムス、エヴァンゲリオン、コギャル、電車男、草食男子、「1Q84」、初音ミク……。



文芸や音楽、映画、アート、テレビ、漫画、流行語、キャッチコピーから社会現象まで
重要(と思われる)サブカル現象が記録されています。

事例がとにかく豊富なので、
「聴いたことはあるけど、まだ見て/読んでないなぁ……」と、気になる作品が必ずみつかるはず。


もうね。この際、ぜんぶチェックしたくなるよね。
読了した作品があれば、蛍光ペンで線をひいて。
年表を蛍光ペンの線で埋め尽くしたくなるよね。


掲載されているのは、
時の流れというふるいにかけられても残っている、重要な名作ばかりです。

サブカル好き、読書好きにとって
「これから読む/見る/聴くべき名作が大量に存在している」という状態は、
このうえない幸福のはず。


本書が1冊あれば、
読むものがないよ〜といった”飢え”とはサヨナラできます。



というわけで、今日は
宮沢章夫『ニッポン戦後サブカルチャー史』の巻末リストに蛍光ペンで線をひいて
サブカル博士をめざしましょ♪

……というお話でした。


ちなみに、↓NHKのサイトでは
サブカル年表も見られます。
ただ、本のほうが記載が細かく詳しいので、直接本書にあたるのがオススメv
なにより、ウェブサイトには蛍光ペンで線をひけない!


サブカルチャー年表(NHK)
http://www.nhk.or.jp/subculture/01/history/





ノーリスク・ハイリターンの投資は"読書"♪


あきか(@akika_a


【関連記事】

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2010年代を見通す7つの大胆予測
【文学】ライトノベルを「研究」するための参考文献19冊【社会学】
「キャッチコピーの書き方」ガ脱イダラ、コウナッタ。
最近読んだサブカルチャー寄りの本10冊〜聖地巡礼からロバート秋山まで
タグ:サブカルチャー

【関連リンク】

ニッポン戦後サブカルチャー史(NHK)
http://www.nhk.or.jp/subculture/01/
ニッポン戦後サブカルチャー史U(NHK)
http://www.nhk.or.jp/subculture/02/
ニッポン戦後サブカルチャー史V(NHK)
http://www.nhk.or.jp/subculture/
サブカルチャー年表(NHK)
http://www.nhk.or.jp/subculture/01/history/







posted by akika at 20:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会学・現代思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月08日

最近読んだ本格ミステリ10冊〜ロジカル思考力をバキバキ鍛えるために

 
今日のなぞなぞ
「ロジカル思考力をバッキバキに鍛えるための本は?」

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美文も人間描写もいらない。
我々が求めているのは、ガッチガチでバッキバキな”論理”なのだ。


というわけで。
今日は最近私が乱読したなかから「本格ミステリ」10冊をぷちレビューしていきます。


本格ミステリとは……
謎とその論理的解決をなによりも重視する、ミステリの一ジャンル。
名探偵とか密室とかトリックとかが登場し、妙に幻想譚っぽい雰囲気を志向する、あれです。
エドガー・アラン・ポー『モルグ街の殺人事件』が始祖とされています。
本格推理小説。本格探偵小説。



以前の記事(【ミステリ】読み始めたら止まらない徹夜本10冊【SF】)でも紹介した、
徹夜本ばかりのジャンルです。


もちろん、エンターテイメントとして
ノンストップで読み進めるのも一興ですが。

あなたも”名探偵”になったつもりで「解決」を導き出してみて。
きっと、発想力や論理的思考力がバキバキ鍛えられることでしょう。


今日はバキバキな本格ミステリを10冊。
石持浅海さんが多め。ハマってます。

あなたのお口にあう本はございますでしょうか?




 名作ちゅうの名作


離陸前の飛行機をハイジャックした犯行グループ。彼らの要求は留置中の「師匠」を連れて来ること。しかし、機内では不可解な密室殺人事件が発生し……。名作中の名作なので、まだ読んでなければぜひ。以前の記事(徹夜本見つけました――新堂冬樹『カリスマ』〜あわせて読みたい「カルト宗教」本)で紹介したような、宗教的なモチーフが好きなひとにもオススメ♪ 名作につき、本書は問答無用で must buy! です。

 アームチェア・ディテクティブ


↑『月の扉』に登場した勇敢な青年「座間味くん」が、今度は安楽椅子探偵(※)役に。新宿のいろいろな居酒屋で、刑事とサシで飲み食いしながら事件を解決します。ロジックはけっこうアクロバティック。↓続編『玩具店の英雄』では、新キャラが登場し、サシ飲みから三人飲みになります。

※ 現場におもむくことなく、話を聴いて真相を推理する探偵。Armchair Detective(アームチェア・ディテクティブ)。



 ミステリ版「賢者の贈り物」


こちらも名作。殺した相手の頭部をバッグに忍ばせて、旧友の家をたずねた主人公。出迎えてくれたのは、子供と、三人の女性。ほのぼのとした会話のなかにある、騙しあい、茶番、心理戦を経て、物語は衝撃的な結論に向かう。ミステリ版「賢者の贈り物」(※)ともいうべき、素晴らしいプロットです。すごいから読んでみて!

※ O・ヘンリーの短編小説。ネタバレになるので、あらすじはヒミツです。



 本格の、大筋だけを詰めました


推理なんて、使用人に任せておけばいい。そんなエラソーな貴族探偵が事件を解決(?)します。本格ミステリの、大筋だけを取り出すとこうなる……かもしれない。帯で巽昌章さんが本書を「人形芝居を思わせる抽象性」と評していますが、言い得て妙。ロジックだけがごろん、と横たわっている印象です。人間は駒にすぎない。↓続編では、新米の女性探偵が、なぜか毎回貴族探偵を犯人だと指摘してしまう(笑)。


追記)
文庫化↓されました♪



追記2)
2017年4月、嵐の相葉雅紀さん主演でテレビドラマ化。

貴族探偵 | オフィシャルページ(フジテレビ)
http://www.fujitv.co.jp/kizoku/introduction/


 クローズド・サークル


誘拐失踪事件で我が子を失った親たちが、犯人と目されている資産家の「屋敷」に乗りこむ。それは新たな惨劇のはじまりだった。外界と断絶、外部犯の否定、疑いあう仲間たち……クローズド・サークル(※)特有の面白さをあますところなく発揮した本格ミステリ。

※ 吹雪の山荘、嵐の孤島など、交通や連絡が外部から遮断されたシチュエーション。

 えっち描写も伏線


犯人当てでもトリック当てでもなく、なんと……「タイトル当て」ミステリ。孤島で行われたオフ会で、失踪・殺人事件が起こります。これもクローズド・サークルもの。ちょっとえろいね。ただ、えっち描写でさえ「解決編」のための伏線だったりする、本格もの。ある意味トンデモ作品かもしれないけど、面白いです♪ ↓続編はこちら。



 ボーイ・ミーツ・奇人変人

月見月理解の探偵殺人 (GA文庫)
明月 千里
ソフトバンククリエイティブ
売り上げランキング: 42,037

少年は少女と出逢う。そしてはじまるのは恋……ではなく、極限のかけひき、心理戦、推理戦。人狼ゲームふうの「探偵殺人ゲーム」。他人の隠しごとも遠慮なくがんがん見抜いていく、月見月理解のキャラクターがいいね。ライトノベルなので、ガチガチの本格というよりは”本格風”だけど、面白い。「カイジ」や「LIAR GAME」が好きならオススメ♪ ↓漫画版はこちら。






 超常現象を”論理的解決”


短編集です。アクロバティックな論理が楽しい。表題「三階に止まる」は、ホラー風味です。人が乗ると必ず一度、三階に停止してしまうエレベーター。なぜなのか!? 超常現象にまで、しっかりと論理的推理を通す、本格ホラー。観覧車のなかで罪の追及とプロポーズを同時にしてしまう「宙の鳥籠」も、文字どおりアクロバット。

 へんたて!


以前の記事(【ミステリ】読み始めたら止まらない徹夜本10冊【SF】)で紹介した綾辻行人さんの「館シリーズ」を例に出すまでもなく、本格ミステリファンは、”建物”への尽きない興味を持っていることでしょう。本書は、ヘンナタテモノをめぐる青春ミステリです。密室ものなどもあるけれど、推理というよりは建物自体の異形さを楽しむ本。おかしすぎる建築物に、ワクワクがとまらないv

 本格ホラーと本格ミステリの融合


以前の記事(【ミステリ】読み始めたら止まらない徹夜本10冊【SF】)で紹介した「如きシリーズ(刀城言耶シリーズ)」の第五弾。本格ミステリと本格ホラーが完全なる融合をはたした、すごいシリーズです。エラリィ・クイーン+スティーブン・キング×和風……みたいな。
こっくりさんをモチーフにした表題作「密室の如き籠るもの」が秀逸。闇のなかでの交霊シーン、ぞくぞくします。↓シリーズ全作品、素晴らしいです。

『厭魅の如き憑くもの』
『凶鳥の如き忌むもの』
『首無の如き祟るもの』
『山魔の如き嗤うもの』
『密室の如き籠るもの』
『水魑の如き沈むもの』
『生霊の如き重るもの』
『幽女の如き怨むもの』




お口にあう本はございましたでしょうか?


ノーリスク・ハイリターンの投資は"読書"♪


あきか(@akika_a



【関連記事】

じつは読書案内? 『狼ゲーム』に出てくる定番推理小説10冊
【ミステリ】読み始めたら止まらない徹夜本10冊【SF】
徹夜本見つけました――新堂冬樹『カリスマ』〜あわせて読みたい「カルト宗教」本
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【ロジック】新本格ミステリの名作100冊【プロット】
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posted by akika at 19:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・最近読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月07日

最近読んだ「うさたま」10冊(中村うさぎ×倉田真由美)

 
今日のなぞなぞ
「うさたま……とは?」

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うさぎ……ぃます……。

というわけで、今日は
最近私が乱読した”うさたま”10冊をぷちレビューしていきます。


うさたまとは……
以前の記事(マツコ・デラックスの文章がおいしくて、中村うさぎの自分探しが身につまされる1冊〜吾妻ひでお・菜摘ひかるについて)で紹介した作家・中村うさぎさんと、
漫画家・倉田真由美さんのふたりのこと。

くらたまさんは『だめんず・うぉ〜か〜』でも有名ですね。




恋愛や人生の本音、その裏の裏までを語りつくす
魅力的なエッセイの書き手
たち。

もちろんライトで読みやすい作品ばかりですが、
なかには「愛」や「死」などをテーマに据えている文章も。


かるい気持ちで読みはじめたら、
想いのほか、ふかく考えさせられてしまった。

……そんな秋の夜長の読書タイムをお約束するラインナップですv

あなたのお口にあう本はございますでしょうか?


 マーケティングのおともにも

うさたまの霊長類オンナ科図鑑
中村 うさぎ 倉田 真由美
角川書店
売り上げランキング: 587,059

世に生きるすべての女子を「分類」する、まさに”図鑑”です。「ヨゴレ自慢女」「私が悪いの女」……など、生態系は多種多様。ある意味、”あるある本”なのですが、女性をターゲットに商品・サービスを開発をしているあなたなら、マーケティングの参考にも使えるかも。くらたまさんのゆるいイラストがかわいいv

 「愛」とは……


小説です。これはすごい。オススメです。ホストクラブをめぐるお話が、男女両方の視点で描かれているのですが、とくにカリスマホスト・リョウの視点で語られるパートが読み応えがあります。お金によって与えられる「愛」に、私はアガペー(※)を感じた。それはもはや、真実の愛と区別がつかないかもしれない。

※  神の無限の愛。無償の愛。

 らぶちゅう


倉田真由美さんの恋愛エッセイ&イラスト。ファッション誌「anan」の連載の書籍化です。霊長類くらたま科の求愛日誌。「わかる、わかる」と何度も口にしてしまいそう。

 らぶらぶちゅう


↑の続編。恋愛研究家のくらたまさんが先陣を切って、いろいろ想い悩んでくれているので、なんだか心強いね。ゆるいイラストがかわいいですv

 ド根性、アンチエイジング!


ありとあらゆる手段を講じて、”歳をとること”に抗う中村うさぎさん。その魂の叫びがひとつひつとの文章ににじむ。本領発揮ともいえるエッセイです。でも、以前の記事(マツコ・デラックスの文章がおいしくて、中村うさぎの自分探しが身につまされる1冊〜吾妻ひでお・菜摘ひかるについて)でお話したように、じぶんをとても客観視して戯画化する書き手なので、呑みこまれることなく読めます。

 旦那さんはゲイです


夫を泣かせてまで、デリヘルの世界に踏みこんだ中村うさぎさん。これは、その頃のエッセイです。ちなみに、旦那さんは同性愛者。しかも外国人。日本の永住権を得るため、ふたりは結婚しました。

 カーストの垣根を越えて


この言い方がふさわしいかわからないけれど……「ギャル×オタク」の対談。もちろんふたりともとっくに学校は卒業しているけれど、スクールカースト垣根を越えて、おしゃべりしている雰囲気です。以前の記事(ネットいじめ、スクールカースト、キャラ戦争)でお話したとおり、カーストなんて「地形効果」が変わればすぐに霧散する。じじつ、本書のふたりはどことなく通じあっている感じがありますv

 とまべちっ!


科学者・苫米地英人先生と中村うさぎさんの対談です。苫米地先生が、オカルトや都市伝説にも漸近するような理論を大真面目に語り、中村うさぎさんがどこかうさんくさそうに博士を眺める……そんな構図。とまべちっ!

 毒舌ゴシップたいむ!


中村うさぎさんの毒舌が、芸能人や政治家を斬りまくります。悪口とは、こう書くのだというお手本^^; 面白い……けれど、今読むとネタがずいぶん古いね(笑)。夕刊フジに連載されていたものをまとめた1冊です。続編は↓こちら。



 「生」と「死」


以前の記事(マツコ・デラックスの文章がおいしくて、中村うさぎの自分探しが身につまされる1冊〜吾妻ひでお・菜摘ひかるについて)で紹介した本の終盤では、中村うさぎさんが倒れてしまい、マツコさんとの往復書簡が一時途絶えるというアクシデントがありました。本書は、その頃のエッセイ。

心肺停止状態から復活をはたした、病床日記……かと思いきや、ぜんぜんそんなノリではなく、相変わらずの語り口で社会を批評したり、ひたすら「ドラクエ10」をやっていたりします(笑)。生きるとは、たとえ死の淵にあってもひたすら自分の道を歩んでいくことなのかなぁ……とか、考えさせられたりさせられなかったり。

ドラゴンクエストX オールインワンパッケージ
スクウェア・エニックス (2014-08-07)
売り上げランキング: 45





お口にあう本はございましたでしょうか?


ノーリスク・ハイリターンの投資は"読書"♪


あきか



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ネットいじめ、スクールカースト、キャラ戦争
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最近読んだ純文学(J文学・L文学)10冊〜青山七恵さんの”ぼっち文学”について







posted by akika at 18:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・最近読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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