2019年01月31日

今月(2019年1月)もっとも売れた本は『一切なりゆき 樹木希林のことば』

 
今日のなぞなぞ
「2019年1月の月間ベストセラーは?」



1月31日(2019年)、「今月日本でもっとも売れた本」が発表されました。
(日販調べの月間ベストセラー(総合・ビジネス・フィクション)を末尾の↓「付録」のコーナーにまとめます


去年(2018年)の年間ベストセラーは↓こちら。
(2018)今年の年間ベストセラー本20冊

先月(2018年12月)のランキングは↓こちら。
今月(2018年12月)もっとも売れた本は『新・人間革命』30巻(下)

最新のランキングは↓こちら。
カテゴリ:ベストセラー



※ この記事は毎月末に更新している、ベストセラー本の「定点観測」です。ある分野を定期的に観測することで、ちいさな変化にいち早く気づくことができる。これはジャーナリストの池上彰さんも推奨している、未来予測の方法です(『見通す力』)。

もちろん売れている本がすべて良書とは限らない。ベストセラーリストをまじまじと眺めながら、今の(今後の)”時代の空気”を一緒に感じてみましょ。というのが、このエントリの意図です。よかったら、何らかの「発見」を持ち帰っていってくださいねv





+*+* *+*+* *+*+* *+*+* *+*+* *+*+* *+*+*

『樹木希林のことば』がトップ





出版取次会社の日本出版販売(日販)によると、
1月のベストセラーは、『一切なりゆき 樹木希林のことば』

昨年9月に亡くなった樹木希林さんが遺した言葉たちを集めた1冊です。テレビ番組での紹介もあいまって、新着1位にランクインしました。

8位には、百田尚樹さんの『日本国紀』の関連本『「日本国紀」の副読本 学校が教えない日本史』がニューエントリしています。


また今月6日には、「第160回(平成30年下半期)芥川賞・直木賞」の受賞作が発表されました。
芥川賞に輝いたのは、上田岳弘さんの『ニムロッド』と町屋良平さんの『1R1分34秒』
直木賞には、真藤順丈さんの『宝島』が選ばれました。
『宝島』は今月のフィクション部門で4位に位置しています。





----------
第160回芥川龍之介賞候補作品

(受賞!)上田岳弘「ニムロッド」「群像 2018年12月号」に掲載)
鴻池留衣「ジャップ・ン・ロール・ヒーロー」「新潮 2018年9月号」に掲載)
砂川文次「戦場のレビヤタン」「文學界 2018年12月号」に収録)
高山羽根子「居た場所」文藝 2018年 冬季号に掲載)
古市憲寿「平成くん、さようなら」「文學界 2018年9月号」に掲載)
(受賞!)町屋良平「1R1分34秒」新潮 2018年11月号に掲載)


芥川龍之介賞(公益財団法人日本文学振興会)
http://www.bunshun.co.jp/shinkoukai/award/akutagawa/

----------
----------
第160回直木三十五賞候補作品

今村翔吾『童の神』
垣根涼介『信長の原理』
(受賞!)真藤順丈『宝島』
深緑野分『ベルリンは晴れているか』
森見登美彦『熱帯』


直木三十五賞(公益財団法人日本文学振興会)
http://www.bunshun.co.jp/shinkoukai/award/naoki/

----------


+*+* *+*+* *+*+* *+*+* *+*+* *+*+* *+*+*

ビジネス書は『メモの魔力』が1位





ビジネス書部門では、SHOWROOM代表取締役、前田裕二さんの『メモの魔力 The Magic of Memos』が新着1位。
日常の断片をアイディアに転換するために。自分を知り”人生のコンパス”をつくるために。夢を現実にするために。いつでもメモを取れる状態にしておくことを、前田裕二さんはオススメしています。

2位は昨年よりひき続き売れている『学びを結果に変えるアウトプット大全』
3位もロングセラーの教養本『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』です。

4位には伝説の投資家cisさんの『一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学』がニューエントリしています。






+*+* *+*+* *+*+* *+*+* *+*+* *+*+* *+*+*

フィクションは『府中三億円事件〜』が3位





フィクション部門は、白田さんの『府中三億円事件を計画・実行したのは私です。』が3位。
昨年ネット上に投稿された小説の書籍化です。昭和の未解決事件の”犯人”を名乗る人物による手記。アップロード当初は、都市伝説界隈をも巻きこんで、おおきな話題となっていました。

1位は乃木坂46の高山一実さんの『トラペジウム』
2位は内館牧子さんの『すぐ死ぬんだから』

また、直木賞ノミネート作品の、古市憲寿さん『平成くん、さようなら』が9位にニューエントリしています。







日販のサイト(http://www.nippan.co.jp/)で各ジャンルのトップ10が確認できます。この記事では取りあげていない「ノンフィクション部門」などのランキングも。


当ブログの記事(今年もっとも売れた本〜年間ベストセラーの調べ方)もあわせてご覧ください♪


それでは、


ノーリスク・ハイリターンの投資は"読書"♪


あきか(@akika_a


※ ↓付録の「〜位」の横の記号は、先月からの順位の変動をあらわします。
△ …… ランクアップ、= ……変わらず、▼ …… ランクダウン

【関連記事】

(2018)今年の年間ベストセラー本20冊
今月(2018年12月)もっとも売れた本は『新・人間革命』30巻(下)
カテゴリ:ベストセラー

【関連リンク】

日本出版販売株式会社
http://www.nippan.co.jp/
芥川龍之介賞(公益財団法人日本文学振興会)
http://www.bunshun.co.jp/shinkoukai/award/akutagawa/
直木三十五賞(公益財団法人日本文学振興会)
http://www.bunshun.co.jp/shinkoukai/award/naoki/

【付録】


2019年1月の月間ベストセラー 総合


(日販調べ。「全集」「文庫」「ゲーム攻略本」を除く総合ランキング。1月31日時点)

1位 △

2位 △

3位 △

4位 ▼

5位 △

6位 ▼

7位 △

8位 △

9位 ▼

10位 ▼


2019年1月の月間ベストセラー 単行本ビジネス

(日販調べ)

1位 △
『メモの魔力』
2位 ▼

3位 △

4位 △

5位 ▼

6位 ▼

7位 △

8位 ▼

9位 ▼

10位 △


2019年1月の月間ベストセラー 単行本フィクション

(日販調べ)

1位 △

2位 △

3位 △

4位 △

5位 ▼

6位 ▼

7位 △

8位 △

9位 △

10位 ▼
【関連する記事】
posted by akika at 22:31| ベストセラー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月23日

面白いお話、買いました。――新潮社編「Story Seller」シリーズ

 
今日のなぞなぞ
「"面白いお話"が詰まった文庫アンソロジーは?」




文庫アンソロジーには傑作しか収録してはならない。
……そんな暗黙の掟でもあるのか、
文庫の選集というジャンルには良い本がたくさんあります。


今日紹介するのは、なかでも
「面白い物語」に特化したアンソロジー。

新潮社ストーリーセラー編集部の「Story Seller」シリーズです。

これまで3冊出ています。

「面白いお話、売ります。」
「読み応えは長編並、読みやすさは短篇並」

そのキャッチコピーにいつわりなく
、ほんとに全作品が面白かった。
順番に、ぷちレビューします♪


 Story Seller



冒頭を飾るのは、『アヒルと鴨のコインロッカー』を想い出させる、伊坂幸太郎さんらしいミステリ。近藤史恵さんが描く、自転車ロードレースの世界もひきこまれます。ロードレースについては、私はまったく詳しくないのですが、ぜんぜん知らない競技の物語にここまで夢中になれるなんて思いませんでした。

東京タワーへ行ったことがあるひとならニヤリとする描写が満載の佐藤友哉さん「333のテッペン」。有川浩さんの「ストーリ・セラー」は、書下ろしの「Side:B」を加えて単行本化されています(『ストーリー・セラー』)。有川さんらしいベタアマな恋からはじまる、感動作。




イチオシは米澤穂信さんの「玉野五十鈴の誉れ」と道尾秀介さん「光の箱」。

「玉野五十鈴〜」は『氷菓』の千反田えるのような、旧家の娘と侍女のミステリ。この「玉野五十鈴〜」をふくめ、名家のお嬢様ばかりがでてくる短編が集まって単行本化されています(『儚い羊たちの祝宴』)。



「光の箱」は、傑作ちゅうの傑作です。傑作短編とはこのことだ! と叫びたい。クリスマスの同窓会のお話なのですが、2重3重の謎と仕掛けがはりめぐらされ、ラストにすべてが回収されたときには、驚きとともにカタルシスとしか言いようのない読後感がある。名品です。

本多孝好さんの「ここじゃない場所」は、高校生の日常にサイキッカー(超能力者)という”非日常”がからんでくる物語。面白いけど、本多孝好さんに限っていえば、「Story Seller 2」に収録されている作品のほうが素晴らしすぎます。


【Story Seller 収録作品一覧】(敬称略)
伊坂幸太郎「首折り男の周辺」/近藤史恵「プロトンの中の孤独」/有川浩「ストーリ・セラー」/米澤穂信「玉野五十鈴の誉れ」/佐藤友哉「333のテッペン」/道尾秀介「光の箱」/本多孝好「ここじゃない場所」



 Story Seller2




冒頭に沢木耕太郎さんのエッセイを収録。沢木さんを迎えたことで、このアンソロジー・シリーズのファン層がさらに広がったかもしれません。カクテルのブラッディ・メアリーのお話です。

伊坂幸太郎さんの「合コンの話」は、はじめに「この物語のあらすじ」を語ってしまうという異色作。肉付けをしたあらすじ、メールの文面、辞書からの引用……など、視点、というよりは語りのトーンじたいがめまぐるしく変わっていきます。そのなかから、だんだんと濃厚な物語が立ちあがってくる。実験的だけど、ちゃんと”面白いお話”してます。

近藤史恵さんは今回も自転車ロードレースの物語。ハマる。米澤穂信さんの作品は、伝奇ものの舞台でありそうな地方都市(こじんまりとした商店街があって、神社があって、児童・生徒のすくない学校があって……というあの感じです)にたちあがる、不思議な物語。

佐藤友哉「444のイッペン」は今度は東京ビックサイトで、犬たちがイッペンに消えるという難事件が発生です。


イチオシは有川浩さん「ヒトモドキ」と本多孝好さん「日曜日のヤドカリ」。

「ヒトモドキ」はすごいです。いわゆるゴミ屋敷をつくってしまう伯母さんのお話なのですが、そのキャラクター造形たるや。ものすごいリアルで、不気味さや悲しさがひとつひとつの言動からひしひしと伝わってきます。こういう、”一般的には理解されがたいようなひと”にしっかりと寄りそうことができるのが小説というジャンルだと思うし、それこそが小説の使命のひとつだと私は思っています。傑作!

「日曜日のヤドカリ」は本多孝好さんらしい、情感のあるミステリで、「家族」というテーマを真正面から描いています。ラストのなにげない会話シーンの素晴らしさと言ったら! 以前の記事(【恋愛】10代のうちに読んでおきたい小説10冊【青春】)では『MISSING』を紹介しましたが、『MISSING』のような本多さんのリリカルなミステリが好きなら「日曜日のヤドカリ」はハズせません。せつないけど、あったかい。



【Story Seller 2 収録作品一覧】(敬称略)
沢木耕太郎「マリーとメアリー ポーカー・フェース」/伊坂幸太郎「合コンの話」/近藤史恵「レミング」/有川浩「ヒトモドキ」/米澤穂信「リカーシブル――リブート」/佐藤友哉「444のイッペン」/本多孝好「日曜日のヤドカリ」



 Story Seller3




前回に引き続き沢木耕太郎さん、さらにさだまさしさんを執筆陣に加え、またまた読者層が広がったかも。沢木さんはエッセイ。『深夜特急』の沢木さんだよな〜という感じの、旅のお話から、「いままでの人生で、大事なことは男と女のどちらに教えてもらったか」というテーマに移ります。さだまさしさんについては、じっくり語りたいので後述。

近藤史恵さんは今回もロードレース。ちなみに「Story Seller」(1〜3)に収録された作品も含め、サクリファイスシリーズとして単行本になっています(『サクリファイス』『エデン』『サヴァイヴ』)。





湊かなえさん「楽園」はトンガ王国を舞台にした、南国のかおりのする物語。米澤穂信さんの「満願」は、居候学生……昔ふうに言えば書生が主人公。題材からか、どこか夏目漱石とかあの時代の雰囲気がありますが、現代小説です。ミステリ。

有川浩さんの「作家的一週間」は、ウソともホントともつかない、作家生活の素描。作中でまるきり別のショートショート作品が読めるというオマケつきです(笑)。佐藤友哉さん「555のコッペン」、今度は東京駅です。この東京名所シリーズも、単行本化されています(『333のテッペン』)。




イチオシはさだまさしさんの「片恋」。

音楽はもちろん知っているけど、さだまさしさんの小説にふれるのは私は初めてでした。「片恋」は中編と言ってもいいくらいの長さなのだけど、読みやすく……というか、ユーモアたっぷりで軽い文体は、とてもライトノベルっぽいです。収録作品のなかで一番ラノベっぽい文章がさだまさしさんでした。意外なことに。

テレビ番組の制作会社で働く女性、南が主人公。ひき逃げされて死んだ見ず知らずの男性が、南の連絡先を握っていて……。という不可解きわまるサスペンスです。驚きの真相とともに男性のある”想い”があきらかになる。

なにより物語として面白いのですが、報道という行為に葛藤する南の描きこみが素晴らしかったです。 作中で、秋葉原通り魔事件をモデルにしているであろう場面が出てきます。凄惨な現場に、職業的な使命からカメラを向ける南。「そんな場合じゃねえだろう! 邪魔だ!! どけバカ」と怒鳴る救助隊員。振りむけば、通行人たちが好奇心にみちた眼で携帯のカメラをこちらに向けていた……。


たった今あなたの目の前に瀕死の人がいます。
何か他にしたいことはないのですか?
”記念撮影” (431ページより)


……すごいシーンですよね。

私も報道やマスコミに多少は関わっている身として、その無遠慮さや暴力性には無関心ではいられないのですが。今回、さだまさしさんの作品にざくりとやられた気がします。


【Story Seller 3 収録作品一覧】(敬称略)
沢木耕太郎「男派と女派 ポーカー・フェース」/近藤史恵「ゴールよりももっと遠く」/湊かなえ「楽園」/有川浩「作家的一週間」/米澤穂信「満願」/佐藤友哉「555のコッペン」/さだまさし「片恋」



 Fantasy Seller・Mystery Seller


……以上。


「Story Seller」っていうシリーズは
オススメだよぉ☆(*´∇`*)ミ☆



というお話でした。ちなみに、

ファンタジーに特化した『Fantasy Seller』
ミステリに絞った『Mystery Seller』


というのも出ています。
キャッチコピーは

「もうひとつの世界、売ります。」
「とっておきの謎、売ります。」







今後の展開がかなり楽しみなアンソロジー。
至福の読書タイムを約束するシリーズです。



ノーリスク・ハイリターンの投資は"読書"♪


あきか
 


【関連記事】

【恋愛】10代のうちに読んでおきたい小説10冊【青春】



posted by akika at 01:18 | TrackBack(0) | 日記・最近読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月19日

【徹夜本】地下東京に広がる腐海――貴志祐介『新世界より』の社会システムと生態系がすごい

 
今日のなぞなぞ
「生態系と社会システムがユニークすぎるジャンル分け不能の徹夜本は?」



不毛の大地・東京の地下。
古代の遺物であるメトロ網を食い散らかすように、無尽の洞窟が伸びている。


動物の生き血を求めるナメクジ。
細長い身体を光らせ、獲物の吸着を待ちわびるヒル。
うごめく影の正体は、集団で壁を這うダニの行進。

……そこは、独自の進化をとげた生物たちが織りなす「地獄」だ。


本書のクライマックスは、こんな地下東京を舞台にしています。



☆★☆





今日紹介するのは、『新世界より』

以前の記事(徹夜本見つけました――貴志祐介『悪の教典』〜あわせて読みたい「倒叙ミステリ」)にひき続き、貴志祐介さんの徹夜本です。


『悪の教典』は文句なしのノンストップ・サスペンスでしたが、『新世界より』は一筋縄ではいかない。
なんというジャンルに分類したらいいのかわからない作品です。

たいていの本は、ちょっと手に取れば
本読みの勘で「こんな内容なんだろうな〜」というのがだいたいわかるものだけど。

本書は、さらっとページをめくってみても、
帯のコピーを見てみても、どんなジャンルなのか予想がつきませんでした。
それどころか、実際読みはじめてもどんな展開になっていくのかが見通せないのが凄いです。



舞台は、未来の日本。
人類は科学を手放し、”村”単位の原始的な生活を送っている。
でも、人間はみな「呪力」をあやつる術を身につけている。

主人公は魔法学校ならぬ呪力学校みたいなところに通ってるのね。
人は攻撃的な感情が持てないよう遺伝子操作されているから、
とても平和で。ストレスフリーな社会なんだけど。
ひとつの掟があって。


八丁標(はっちょうじめ)の外に出てはならない……。


少年少女は未開の地を冒険するうちに、
「大人達が隠しているもの」の正体に気づいていく……。



☆★☆





伝奇っぽいといえば伝奇っぽい。
冒険・青春小説でもあり、ファンタジーといえばファンタジーなんだけど。
ミノシロモドキという異形の生物が「古代の図書館のデータ端末」になっていたり、
いろいろな生態系や進化の具合が細かく説明されていたり、SFらしさもある。
独自の社会システムもよくわかるように描かれていて、


ほんと、
なんて言ったら言いんだろうね。

「名づけようのないエンターテイメント小説」

としか言えません。


主人公たちは、おおげさではなくどのページでも危険にさらされています。
深呼吸する暇もない。息を切らしながらページをめくってしまう、
極上のエンターテイメント
であるのは確かです。



でも
本書の魅力は、ユニークすぎる社会システムと生態系
これでもかというくらい濃厚に作られています。


攻撃性を芽生えさせぬよう、厳重に管理された教育システム。
ストレスを感じると、人は
ボノボ(ピグミーチンパンジー)のように互いに性的接触をして興奮を抑える。

アリのようにコロニーを作り、なわばり争いを繰り返すバケネズミ。
危険因子を排除するため、品種改良されたフジョウネコ……。


↑冒頭の地下東京の世界は、たとえるなら
「風の谷のナウシカ」の「腐海」みたいな感じかな。

さまざまに進化した異様な生物たちが
おそましくも美しい。


コウモリの糞を起点とする
ユニークな食物連鎖が成り立っていて面白いです。


あ、『蟲師』の世界とかが好きなひとにもオススメかも。

風の谷のナウシカ [DVD]
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 (2014-07-16)
売り上げランキング: 368




↓アニメ化。漫画化もされているようです♪





☆★☆



……なんだかこれだけ書いても
本書の魅力の一割も伝えられてないような気が今日はします^^;


とにかく、

この濃厚な世界観にどっぷりひたってくださいね(笑)。




『新世界より』っていう本が
オススメだよぉ〜☆(*´∇`*)ミ☆



というお話でした。



ノーリスク・ハイリターンの投資は"読書"♪


あきか


【関連記事】

徹夜本見つけました――貴志祐介『悪の教典』〜あわせて読みたい「倒叙ミステリ」
『エンタテインメントの作り方』を読んでびっくりした話
【ミステリ】読み始めたら止まらない徹夜本10冊【SF】
【新しい脳】進化心理学を学びたい人のための11冊【究極要因】
徹夜本見つけました――新堂冬樹『カリスマ』〜あわせて読みたい「カルト宗教」本
【電子書籍】異世界ファンタジー『魔女と双子のポリティクス』をリリースしました







 
posted by akika at 15:47 | TrackBack(0) | 日記・最近読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月18日

ニートが読むべき12(プラス9)冊


今日のなぞなぞ
「ニート(NEET)が読んでおきたい21冊は?」



「ニートが読むべき12(プラス9)冊」をまとめました。
↓ブックリストは↑『ニートの歩き方』で著者のpha(ファ)さんが「ニートのためのブックガイド」として挙げている12冊と、本文のなかで紹介している9冊です。
(短いレビューはこのブログのオリジナルです)

本書は”プロのニート”とも呼べるphaさんによるニート案内……と言えばいいのかな。
暮らし方や心構えなどをゆる〜く、だる〜い感じで語っています。


ニート(NEET)とは……
働いたり学校に通ったりしておらず、職業訓練中でもない(15〜34歳の)人のこと(Not in education, employment or training)。
日本ではスラング的に様々な意味あいが付与されています。


本書は定職やお金がなくても愉快に暮らせることを訴えていて、
「いくらでも時間が潰せてヤバい」趣味として、インターネットと読書を推奨しています。
phaさんは言います。

ニートにはできるだけ本を読むことを勧めたい。本を読むのって大事だ。一つは、それはいろんなことを考える力を付ける基礎になるから。本の中にはいろんな人間のいろんな思考が渦巻いていて、しかもインターネットよりも密度が濃い。

「第3章 ニートの暮らしかた――ネット時代の節約生活法」より


ピックアップされているのはよい本ばかりで、読書案内としても良質な1冊です。
名作漫画・小説や、このブログでもよく扱っているマネーリテラシーの本も多数。

関連記事:
なぜお金を稼ぐのか?
最近読んだ「金融を学べる」本10冊
最近読んだ「投資力を鍛える」本10冊〜金融リテラシーをぐんと高めるために



ニートでも、そうでなくても読んでおきたい21冊をど〜ぞ〜♪




ニートが読むべき12(プラス9)冊


(INDEX)
 「ニートのためのブックガイド」
 本文中に登場する本


「ニートのためのブックガイド」


 1.


映画化・テレビドラマ化もされた、闇金融業を描いた名作漫画。

 2.


壮絶な経験から語られる、ほんとうに大切なお金の哲学。

 3.


当事者や家族のために、精神論でなく実務的な支援方法を紹介。

 4.


架空の人物との対話を通して人生の意味を問う哲学書。

 5.


作家橋本治さんがこの世のあらゆる悩みに答える人生相談本。

 6.


老若男女の死に際を蒐集した異色の百科事典。

 7.


資本主義社会でとにかく安くスローライフを送るための指南書。

 8.


素人の乱(※)の松本哉代表が、お金がなくても楽しく生きる方法を伝授する。

※ 高円寺にあるリサイクルショップ。様々なテーマのデモや運動を展開している。

 9.


SNS時代の情報受容&発信を考えるネットリテラシー本。

 10.


社会学に足を踏み入れる際の必須テキストともいえるロングセラー。

 11.


テレビでおなじみの池上彰さんが現代史をわかりやすく講義。

 12.


経済の学説を思想的立場からマッピングしていく入門書。


本文中に登場する本


 1.


ホームレス達の生き方を通して”どんなふうにでも生きていける”この社会をあきらかにする。
(おなじく坂口恭平さんの↓『ゼロから始める都市型狩猟採集生活』もあわせて紹介されています)



 2.


素性のわからない居候たちが集う、中島らもさんの家を題材にした自伝的小説。

 3.


ほとんど何も起こらないのにイッキ読みしてしまう名作小説。

 4.


少女よつばのキラキラした日常を描く名作漫画。

 5.


ストーリーも素敵なボーイズラブ&グルメ漫画。

 6.


140巻を越えてなお続く、アニメ化・ドラマ化もされた長寿グルメ漫画。

 7.


必ず一定数のサボリアリが存在する、働きアリ達のメカニズムを解説する生物学の本。

 8.


生物学の考察から人間の自我に議論を敷衍させる刺激的評論。
(「真木悠介」は↑で出てきた『社会学入門』の見田宗介先生の別名義です)

 9.


オープンソース(※)開発の手法を評価し分析した、ソフトウェア開発者のバイブル。

※ 制作物や制作過程を公開して多数の有志でソフトウェア等を開発していくスタイル。



ノーリスク・ハイリターンの投資は"読書"♪


あきか(@akika_a


【関連記事】

なぜお金を稼ぐのか?
最近読んだ「金融を学べる」本10冊
最近読んだ「投資力を鍛える」本10冊〜金融リテラシーをぐんと高めるために
企業の求人は、ほとんどが奴隷の募集です。――苫米地英人『ゲシュタルトメーカー』より
この世界は狂っているんだから。適応できるのは頭のおかしい人なんです――佐藤優『インテリジェンス人生相談』より
【手塚赤塚】マンガ史に残る古典的名作コミック36冊【24年組】
【新しい脳】進化心理学を学びたい人のための11冊【究極要因】





自宅警備隊 宅外派遣 Tシャツ サイズ:L
グルーヴガレージ (2015-04-30)
売り上げランキング: 93,554

 
posted by akika at 18:45| 10冊シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月04日

【私的メモ】私の想い出の25冊

 
今日のなぞなぞ
「想い出の25冊は?」


私にとって想い出ぶかい25冊を、いつでもアクセスしやすいようにまとめました。完全に私用です。すみません。

私的メモではありますが、以前の記事(【電子書籍】仮想通貨エッセイ『ナカモトサトシになりたくて』をリリースしました)でお知らせした電子書籍『ナカモトサトシになりたくて』のなかに登場する本達でもあります。

ジャンルも出版時期もバラバラだけど、
粒ぞろいの25冊をど〜ぞ〜♪




 1.


 2.


 3.


 4.



 5.


 6.


 7.


 8.


 9.


 10.



 11.


 12.


 13.


 14.


 15.


 16.


 17.


 18.


 19.


 20.


 21.


 22.


 23.


 24.


 25.




ノーリスク・ハイリターンの投資は"読書"♪

あきか(@akika_a


【関連記事】

【電子書籍】仮想通貨エッセイ『ナカモトサトシになりたくて』をリリースしました


ラベル:私的メモ 10冊
posted by akika at 23:29| 10冊シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
ブログパーツ アクセスランキング